ノーティ・ボーイはゼイン・マリクが「ワン・ダイレクション」を脱退して以来初となる新譜が自身のセカンド・アルバムで披露されると明かした。ノーティはゼインの「1D」脱退以降の再出発をずっとサポートしていたが、今回2013年の「ホテル・カバーナ」以来となる自身の新作LPの1曲をゼインとレコーディングしたと認めた。ノーティは60周年記念となったアイヴァー・ノヴェロ賞の際、「BANG SHOW BIZ」にこう語った。「ゼインは間違いなくこのアルバムに参加するつもりだよ。俺はそれが面白いと思っているよ。俺ってアーティストなタイプだから、本物の歌手とアーティストに魅力を感じるんだ。俺にとってゼインは素晴らしいアーティストの典型だよ。俺らの曲は数か月で仕上がる予定だよ…ゼインの表現にビックリすると思うよ…過去5年間は彼にとって最も重要だったけど、彼にはそれを超えた未来が広がっていると感じるんだよ」。さらに、ゼインとの曲がシングルカットされるかどうかについて質問を受けた際に「たぶん、たぶんね…」とノーティは答えた。過去にもコラボしたことのあるミゲルやエミリー・サンデーなどの他の大物アーティストのアルバム参加も予定しているノーティは、自身のゴールが「境界線」無きアルバムを作ることとジャネット・ジャクソンとコラボすることが自身のゴールだとした。「ベン・ハワードに出会ったんだけど、一緒に仕事するつもりだよ。それに、アニー・レノックスにもコンタクトを取ったんだ。彼女のグラミー賞でのパフォーマンスは素晴らしかったから、アルバムにぜひ参加して欲しいんだ。俺のアルバムのための人たちだね。ミゲルやエミリーも参加する予定だよ。本当に楽しみないろんな種類の人たちだし、いまの音楽界で面白い人たちと言えるね。そこには境界線がないんだ。俺はこのアルバムでもアルバム外でもノーティ・ボーイになれるんだ。そこには、制限がないんだよ。今回はコンセプトがないんだ。ただストレートな曲をやりたいんだよ。いろいろなんだ。それが俺みたいなポジションにいる奴がやるべきことなんだと思うよ。ジャネット・ジャクソンとコラボして曲をやりたいね」。現在ノーティはまた通常通りに音楽活動を再開し、アルバムをリリースしたいと思っているようだが、ゼインとルイス・トムリンソンとネット上での争いにも関わってからというもの、ツイッターで「ワン・ダイレクション」のファンからの怒りを感じたとし、ショックを受けていたことを認めた。「こんなこと予想していなかったよ。なぜなら、俺は自分自身の音楽の世界にいて、ただクリエイティブなだけなんだ。俺にとってこの争いに関係してしまった唯一理由は、ゼインと一緒に仕事をしているからであって、誰かに対して不都合なことがあったからではないんだ。ワン・ダイレクションというマシーンは本当に大きなマシーンだってことは明らかだけど、おそらくそれを俺は理解していなかったんだ。それと、どれだけファンが情熱的かってことには疑いようのないことだね。俺はただジグソーパズルの一部になっただけで、他の世界のように楽しませてはいないよ。何が起こっているかではなくて、音楽に面白さを持って欲しいよ。それはいつも通りだから」。(C) BANG Media International