1989年に発表された漫画「攻殻機動隊」は、以来、映画・TVなどに映像化され、日本だけでなく世界中のファンから根強く愛されてきた。95年には、押井守監督による映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が公開。その圧倒的な世界観と映像表現は、『マトリックス』のウォシャウスキー姉弟や『アバター』のジェームズ・キャメロンを始めとする世界中のクリエイターに影響を与え、後のSF映画にも革命を起こしたとされている。
<原作者・士郎正宗 コメント> 『攻殻機動隊』は「最初から劇場用作品として制作されたもの」に限ると1作目『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、2作目『イノセンス』、3作目『攻殻機動隊S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』に続いて、『攻殻機動隊 新劇場版』が4作目となる。25年前には『攻殻機動隊』というタイトルがこんなに長く生き延びて、遠いところまで旅をすることになるとは思わなかった。関係者諸氏に感謝すると共に、今回も既存作品同様、多くの方々に楽しんでいただける作品になることを祈っている。