エマ・ロバーツとザッカリー・クイントが新作ドラマ「マイケル」のキャストに加わった。かつて同性愛者であった過去を持ちながら現在は反同性愛者の牧師として暮らす男を描いたこのジェームズ・フランコ出演作に、エマとロバーツが出演することを「Variety」誌が報じた。ザッカリーはジェームズ扮する牧師の同性愛者時代の恋人役を演じ、エマは牧師の現在の恋人役となるようで、そのほか映画『アメイジング・スパイダーマン』でお馴染みのクリス・ジルカも牧師の恋愛対象となった男性役としてキャストに迎えられている。本作は「The New York Times Magazine」で現在は反同性愛者の牧師として暮らしているが、以前は同性愛文化でゆるぎない地位を確立して若い同性愛者のための雑誌を発行していたマイケル・グラッツェについてブノア・デニゼット・ルイスが執筆した記事「マイ・エックスゲイ・フレンド」に基づいている。本作ではジャスティン・ケリーが監督、ジェームズと共にガス・ヴァン・サント ヴィンス・ジョリヴェット、マイケル・メンデルソン、ロン・シンガー、スコット・リードが製作総指揮を務める予定だ。ケリーは「これはただの元同性愛者のストーリーではないんだ。信仰の力と何かに属することへの願望に非常に関連したストーリーだね」と本作について語った。さらにブノアは「この映画に関わる全て人たちが、私が若いときに知っていた影響力のある同性愛のリーダーから、キリスト教の牧師となったマイケルの普通じゃない人生を伝えようと没頭していることにとても興奮しているよ」と付け加えている。そんなエマは最近『Palo Alto』(原題)でジェームズとの共演を果たしたほか、現在最新コメディドラマ「アシュビー」の撮影中だ。一方のザッカリーは主演作『Agent 47』(原題)の撮影に参加している。(C) BANG Media International
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