J・K・ローリング著の『ハリー・ポッター』シリーズの原作の副読本「幻の動物とその生息地」が3部作で映画化されるようだ。ハリー・ポッターの通うホグワーツ魔法魔術学校で教科書として2001年に出版されたこの原作は、オリジナルのシリーズに続いてワーナー・ブラザースによって映画化されることになる。本作はオリジナルのシリーズから時間が遡り、お馴染みのハリーが誕生する以前の話になるようだ。「The New York Times」紙にワーナー・ブラザースのケヴィン・ツジハラCEOは「3つの大作の製作が予定されており、主人公は『魔法使いの動物学者』のニュート・スキャマンダーになります。今回のシリーズはオリジナルの前編でも続編でもなく、ハリー・ポッターの時代の70年前のニューヨークから始まる物語となります」と語った。このスピンオフ作の執筆に同意したときのことを思い出し、ローリングは昨年3月にCEO に就任したツジハラ氏を称賛している。「ツジハラ氏のおかげで『スピンオフ』が製作されるのよ。これは宣伝文句じゃなくて本当なの」「ある日夕食を一緒にして、その後電話で相談して、そして子どもたちのために書き綴っていた思い書きを引っ張り出して編集を始めたの!」「そしてケヴィンがCEOの座について、失いかけていた映画への新しいやる気を起こしてくれたの。ケヴィンは世話好きで、思慮深くて、楽しい人よ」。(C) BANG Media International