『白ゆき姫殺人事件』の公開を記念して、ものまねメイクで人気のざわちんが主演の井上真央のメイクで3月31日(月)に行なわれたイベントに登場。劇中の音楽ユニット「芹沢ブラザーズ」としてデビューすることになったトリオ「TSUKEMEN」も登壇し、劇中の楽曲を披露した。湊かなえの小説を原作に、美人OL殺人事件の発生と事件直後に消えた地味な同僚の存在に関して、ネットでのつぶやきをきっかけに報道やネット上の無責任な情報拡散が過熱していく様を事件の真相と共に描き出す。ヴァイオリン2本とピアノからなるアコースティック・インストゥルメンタル・ユニットとして人気の「TSUKEMEN」の3人は劇中、主人公の女性が大ファンの音楽ユニット「芹沢ブラザーズ」として映画に出演。この日、イベントが行われた東京・早稲田のスコットホールでは、実際に映画の演奏シーンの撮影も行われた。映画の公開に合わせて、3人は「芹沢ブラザーズ」としてCDおよびDVD「ALL alone in the world」でデビューを果たしており、この日はあくまでも「芹沢ブラザーズ」の雅也(ヴァイオリン)、優也(ヴァイオリン)、美也(ピアノ)として登壇。劇中の印象的な一曲を観客の前で生で披露した。美也さんは映画に出演して「普段、僕らはコンサートをしてますが、井上真央さんら俳優さんの役への入り方を見て、参考になりました」と述懐。雅也さんは「大根役者になったら…と心配していたけど、セリフがなかった(笑)。嬉しい誤算でした」とホッとした様子だったが、優也さんはむしろ「なぜセリフがないんだ? という気持ちで、これじゃ『セリフなしブラザーズ』じゃないかと思った!」とむしろ物足りなさを感じていたよう? さらに優也さんは映画の中で「芹沢ブラザーズ」が多くの熱狂的なファンに迎えられて会場入りするシーンに触れ「『人気あるな…』とちょっと嫉妬しました」と明かし笑いを誘っていた。そして、雅也さんが「今日は井上真央さんがいらしてます」と語ると、場内はざわつき始める。そこへ、マスクで顔を半分隠した井上さん…ならぬ、そっくりメイクのざわちんさんが登場すると、客席からは笑いと共に「似てる!」「本物かと思った」といった声が上がっていた。ざわちんさんは、今回のメイクについて「通常(のものまねメイク)は2時間ぐらいかかるんですが、女優さんはナチュラルメイクなので30~40分でできました」とニッコリ。「ものまねメイクはまゆ毛が大事なんですが、井上真央さんは上がりまゆが特徴なので完コピを意識しました!」とポイントを明かした。なお、4月1日のエイプリールフールに合わせて、映画公式ホームページおよび、ざわちんさんの公式ブログでは、ある企画が進行中とか。ざわちんさんは「すごいことになってます!」と思わせぶりに語り、観客の期待を煽っていた。『白ゆき姫殺人事件』は全国にて公開中。