今年のアカデミー賞授賞式で『オズの魔法使』の75周年をお祝いするようだ。ライマン・フランク・ボームの児童文学小説の映画化として、故ジュディ・ガーランドの主役で1939年に公開された同作品を記念して、3月2日(現地時間)にロサンゼルスで行われる第86回アカデミー賞授賞式ではお祝いが計画されているようだ。同作は第12回アカデミー賞で作品賞を含む6部門でのノミネートを果たし、作曲賞と歌曲賞に輝いたものの、惜しくも作品賞では『風と共に去りぬ』に敗れている。同授賞式のプロデューサー、クレイグ・ザダンとニール・メロンは「今年の授賞式でハリウッドの歴史の中で、最も愛されている映画の1つである『オズの魔法使』の誕生日を祝えることは本当に光栄です」と語った。原作の『オズの魔法使い』はこれまで映画化など、さまざまな形に生まれ変わっており、ブロードウェイでもミュージカル化され、そのミュージカルを黒人キャストでリメイクした『ウィズ』が1978年にマイケル・ジャクソンとダイアナ・ロスの主演で映画化されて話題を呼んだこともあった。(C) BANG Media International