【全米興行収入ランキング】ディズニー『アナと雪の女王』が“新年の連休”の覇者に！

2014年を迎え、初めての週末となる1月3日から5日（現地時間）までの週末全米映画興行成績が発表された。結果は、前週も2位に再浮上と好調なディズニー最新作『アナと雪の女王』が公開6週目を迎えて興収2,072万ドル（約22億円）を稼ぎ出し、ついに首位に返り咲いた。

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2014.1.7 Tue 16:00

2014年を迎え、初めての週末となる1月3日から5日（現地時間）までの週末全米映画興行成績が発表された。結果は、前週も2位に再浮上と好調なディズニー最新作『アナと雪の女王』が公開6週目を迎えて興収2,072万ドル（約22億円）を稼ぎ出し、ついに首位に返り咲いた。

累計興行収入も2億9,783万ドルとなり、いよいよ3億ドルの大台が目前に！　この成績はディズニー・アニメ作品では『ライオン・キング』（'94）に次ぐ歴代2位となっている。

2位には、大ヒット・ホラー『パラノーマル・アクティビティ』シリーズのスピンオフで、ヒスパニック層をターゲットにした、主観演出による手ぶれするホームビデオの映像を追うホラー作品『パラノーマル・アクティビティ/呪いの印』が初登場でランクイン。

そして12月16日の公開以来、首位を固持していたがついに公開4週間目にして陥落となった『ホビット　竜に奪われた王国』が3位に後退。3億ドル超え並びに前作の興行収入超えの雲行きが怪しくなってしまった…。一方の9位となった『ハンガー・ゲーム2』は4億ドルを超え、前作の興行収入を上回ることが確実となった。

賞レースを賑わしているマーティン・スコセッシ監督＆レオナルド・ディカプリオ主演の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』、『世界にひとつのプレイブック』（'12）のデヴィッド・O・ラッセル監督の豪華スター・キャストで話題の『アメリカン・ハッスル』も、堅調な推移でそれぞれに4位と5位をキープ。

また、前週は初登場11位と不甲斐ないスタートとなってしまったシルヴェスター・スタローン＆ロバート・デ・ニーロ共演のボクシング・コメディ『リベンジ・マッチ』は、2週目にしてなんとか10位にランクインすることに成功した。

文字通り若い頃から因縁のライバルだった2人のボクサーが、老年の域に達し、因縁の戦いに終止符を打とうと最後の試合に臨むという内容。“ロッキー対レイジング・ブル”と公開前の評判が高かっただけに、少々期待ハズレの成績に収まっている。

【週末全米映画興行収入ランキング／2014年1月3日～5日】
＜順位／タイトル／興収$ ／（累計$）＞
1．『アナと雪の女王』 20.7M （297.8M）
2．『パラノーマル・アクティビティ／呪いの印』 18.2M (18.2M）
3．『ホビット　竜に奪われた王国』 16.2M (229.6M）
4．『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 13.4M （63.2M）
5．『アメリカン・ハッスル』 13.2M （88.7M）
6．『Anchorman2: The Legend Continues』(原題） 11.1M (109.1M）
7．『ウォルト・ディズニーの約束』 9.0M （59.3M）
8．『LIFE！』 8.2M （45.6M）
9．『ハンガー・ゲーム2』 7.4M （407.4M）
10.『リベンジ・マッチ』 5.4M （24.9M）

今週は、賞レースでも活躍するといわれているマーク・ウォールバーグ主演の実録戦争ドラマ『ローン・サバイバー』とスパイク・ジョーンズ監督&ホアキン・フェニックス主演の異色ラブストーリー『her』（原題）が登場。その他、『ダイハード2』（'90）『クリフハンガー』（'93）で一世を風靡したレニー・ハーリン監督が『トワイライト』シリーズのケラン・ラッツを主演に迎えて贈るアクション・アドベンチャー『Hercules: The Legend Begins』（原題）も公開される。

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