『ロミオ+ジュリエット』、『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督が世界中に愛読され続けてきた小説「グレード・ギャツビー」を豪華に映画化。映像、音楽、演技 すべてに圧倒されてあっという間の142分でした!!3D映像の効果でさらに臨場感たっぷり!ゴージャスな世界に引き込まれました。このストーリーの描写を現代映画でこんなに繊細に表現できるなんて…さすが、バズ・ラーマン監督です。魔法のような世界観にいつもうっとりさせられます。古典文学のロマンチックさ、繊細さを表現しつつ、現代風の華やかさで魅了できる俳優はレオナルド・ディカプリオだけかもしれませんね!映画『ロミオ+ジュリエット』でも悲恋に満ちていながら、非常に美しく、純真な演技にもう~涙の嵐でしたw今回は完璧主義者ですべてパーフェクトな男、ギャツビー。 そうじゃないと生きていけないと思っているのではないかと思うくらい。 でもどこか切なげでミステリアス…そんな陰のある人物をいまもロミジュリの頃のように、美しく表現できるディカプリオにあっぱれです!彼の完璧主義でいて、ここまでか~というくらい純粋なところが本当に胸が締めつけられました。ギャツビーの愛して止まない女性、デイジー。だんだん見ているうちに、彼女の行動と発言がただのワガママ破天荒娘に思えてきてしまって(笑)いつの時代もこのくらいのほうが女性は良いのでしょうかね…どちらかと言うとギャツビーの気持ちの方が分かるので胸が張り裂けそうでした~ラストシーンは切ない方向へ…鑑賞後はなぜ、なぜ、なぜ! みたいになってましたが、後になって少しつづ思い始めたのは、信じる気持ちが強くそこにブレがないのはその本人にとっては、とても良い人生なのかもしれない。 例えそれが事実と違っても。題名のギャツビーの前に“グレート”と付いているのが納得です。文学小説のストーリーは心に響き、残り続ける切なさがあります。この映画を機にどんどん 文学小説の映画化をバス・ラーマン監督にお願いしたい気持ちでいっぱいです。何度観ても良いと思えるパーフェクトな作品に出逢いました。『華麗なるギャツビー』は全国にて公開中。