ジョージ・クルーニーが新作『Coronado High』のプロデュースを手掛けることを計画している。「THE WRAP.com」の報道によれば、ジョージは今回、ジャーナリストのジョシュア・ベアマンが執筆し、今後ワイアード誌に掲載予定の同名記事を基に映画化する本作で、今年2月にアカデミー作品賞を受賞したベン・アフレック監督作『アルゴ』でも共同プロデュースを務めたグラント・ヘスロヴと再タッグを組むつもりのようだ。クリス・テリオがアカデミー脚色賞を受賞した『アルゴ』の脚本も、ジョシュアの記事が原案となっている。記事が掲載された最新号はまだ発刊されていないため詳細に関してはまだ明らかになっていないが、今回新しくジョシュアが執筆した記事は、カリフォルニア州コロナドでドラッグの密輸事件に関与したティーンエイジャー達のグループをテーマにしたもののようだ。ソニー・ピクチャーズが現在、ジョージが監督を務めることを念頭に置いたうえで、この新作映画の製作に向けた話し合いを進めているという。そんなジョージは、監督としての最新作『Monuments Men』(原題)でもソニーとタッグを組んでいて、マット・デイモン、ケイト・ブランシェットらが共演している「ナチ略奪美術品を救え」の映画化となる同作を、ソニー側は今年末のアワードシーズンにも公開させる予定だ。また、ジョージは宇宙を舞台にしたアルフォンソ・キュアロン監督が手掛ける新作スリラー『Gravity』(原題)でサンドラ・ブロックと共演しているほか、ウォルト・ディズニー製作、ブラッド・バード監督作『Tomorrowland』(原題)にも出演予定だ。