アンジェリーナ・ジョリーがアフガニスタンに女子校を開校した。アンジェリーナが今回資金提供をして設立した学校は、アフガニスタンの首都カブールの郊外に建てられた200人から300人規模の女子校で、アンジェリーナはこれを機会にさらに多くの学校を設立していきたいと考えているようだ。その目的を達成するためにアンジェリーナは自身がデザインを手掛けたアクセサリー・コレクション、スタイル・オブ・ジョリーの収益を今回初めて100%、同じく自身が新しく立ち上げた慈善団体「ジ・エデュケーション・パートナーシップ・フォー・チルドレン・オブ・コンフリクト」に寄付するという。アンジェリーナは「E!ニュース」に「こういったジュエリーのデザインを手掛けてアーティストとしての満足感を楽しめた以上に、私たちの仕事が助けを必要とする子どもたちを支援するという相互的な目標に奉仕できることが私たちの力の源になったのよ」と語っている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使としても活躍するアンジェリーナは昨年にはシリアの難民キャンプを訪れており、涙ながらに現状の変革を訴えていた。「私自身だけでなく、世界がこの状況をとても心配しています。シリアの人々がなぜ世界中の誰もがこの問題への解決策を提案することができないのかと私たちに突きつけてきたとき、一番胸が痛むんです」「実際にこうして現地で話を聞くのは本当に辛いものがあります。多数の無実の人々や市民に出会ったことで、シリアの人たちが『何か月もこの状況が続いているのにも関わらず、誰が一体私たちを助けてくれるのでしょうか?』と自分たちに味方がいるのかと尋ねてくるんです」。(C) Getty Images