アンジェリーナ・ジョリーが国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使として、25日(現地時間)にアフリカのコンゴ民主共和国の国内避難民キャンプを訪問した。アンジェリーナはイギリスのウィリアム・ヘイグ外務大臣と共に前日に現地入りし、その後ゴマ近郊にある避難民キャンプを訪問、レイプや性的暴力の被害者たちと面会した。同国では民族対立や紛争状態が続くなか、被害を受ける女性たちが後を絶たず、難民を支援する国際救援委員会が避難民キャンプを設置した。空港に降り立ったときは黒のパンツスーツに同色のTシャツ、キャンプ訪問時はプレーンな白いシャツに黒のパンツ。両日とも髪はひっつめのポニーテイルにほぼノーメイクだったアンジェリーナ。アクセサリーも最小限で、昨年4月の婚約時にブラッド・ピットから贈られたダイアモンドの指輪はせず、代わりにシンプルな金の指輪をはめていた。被害女性たちから話を聞いたアンジェリーナは「世界が行動を起こさなければ、私たちは今後もこのような残虐行為に対して後手に回ることになるでしょう。世界各国政府に、この問題に目を向けるよう説得したいです」とコメントした。(C) Getty Images