来日中の映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』のキャスト陣、ロン役のルパート・グリントら3人が11月19日(金)、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で本作の初日舞台挨拶を行った。世界的人気ファンタジーシリーズの第7弾にして最終章の前編。主人公の魔法使いの少年ハリーの親友・ロン役のルパートは、満場の観客から大声援を浴びながら「いままでとあまりに違うから、同じシリーズじゃないと思うかも。特にハリーとハーマイオニーとロンの3人が危険をはらんだ任務に挑むし、登場人物たちが変質的になったり怒りを露わにしたりする。僕もそういう演技をしたんだ。最高の出来で僕たちにとって意義のある特別な作品になったよ」と新たな魅力を強調。「撮影の最後の日は、ものすごく悲しい気持ちと信じられない思いでいっぱいだった」とふり返り、ちょっぴり寂しげな表情ものぞかせた。来日は2004年6月に第3作のプロモーション時以来、6年5か月ぶり2度目。また、ロンの妹でシリーズ全作に登場し、前作からハリーと恋仲のジニー役のボニー・ライトは今回、映画のPRでは初来日。「日本に来られることをとても楽しみにしていました」と微笑み、「これまでと全く違う新鮮さがあり、これまでの舞台だったホグワーツを出てイギリスの田舎の美しいシーンがたくさん出てくるわ」と見どころをアピールした。同じく初来日で、第5作からシリーズ加入のルーナ役、イヴァ・リンチは「シリーズが終わるのはとっても悲しい。でも多分終わらない、というのもファンの方は熱狂的で、ここで築かれた友情は続くと思うから」とメッセージを送った。3人は、20日(土)に大阪のなんばパークスシネマで、21日(日)に名古屋のミッドランドスクエアシネマでも舞台挨拶を行う予定。本作は全国880スクリーンで公開。『PART2』は2011年7月15日(金)より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開。特集「10年間ありがとう! ハリー・ポッター」http://www.cinemacafe.net/special/deathly-hallows/