地球温暖化対策など環境問題に造詣の深いレオナルド・ディカプリオが、世界自然保護基金(WWF)による野生のトラ保護を訴えるキャンペーン「Save Tigers Now」に登場した。現在、野生のトラは世界で約3,200頭しか生息していない。これは乱獲、地球温暖化などによるもので、生息域は前回の寅年(1998年)と比較して40%が失われているという。WWFは年間キャンペーンを通して2,000万ドルの募金を目指し、次の寅年にあたる2022年には野生のトラの数を現在の2倍にすることを目標としている。アジアに滞在し、WWFスタッフと共にトラが直面している脅威を視察したレオは「世界で最も重要な生態系のひとつであるトラは危機にさらされています。保護することで絶滅から救うことができます。そして、トラやその生息地を保護することによって、私たちは貴重な種の保存のみならず、より多くのものを救うことができます」と語っている。恋人のバー・ラファエリと共にNBAロサンゼルス・レイカーズの試合を観戦するレオ。© REUTERS/AFLO