今週末からいよいよ日本でも『ニュームーン/トワイライト・サーガ』が公開になるロバート・パティンソンだが、早くも次回作の相手役決定の報が入った。来年クランクイン予定の新作は、19世紀フランスの古典小説「ベラミ」を映画化する『Bel-ami』(原題)。美貌を武器に女性たちを手玉にとる、上昇志向の強い若きジャーナリスト、ジョルジュをロバートが演じ、ジョルジュをパリ社交界へと導く女性をユマ・サーマン、ジョルジュと出会って身を持ち崩す上流階級夫人をクリスティン・スコット・トーマス(『ずっとあなたを愛してる』)が演じる。ちなみにユマの役は当初ニコール・キッドマンの名が挙がっていたが、スケジュールの都合で実現しなかった。ベラミ(Bel-ami)とは、フランス語で「美貌の友人」の意。憂いを帯びた表情がセクシーなロバートにはうってつけの役どころだ。サイレントの時代から欧米各国で何度も映画化されてきたギ・ド・モーパッサンの名作を今回映画化するのは英国の舞台演出家のデクラン・ドネラン。本作が映画監督デビュー作となり、撮影は来年からパリでスタートを予定している。先日、『ニュームーン/トワイライト・サーガ』のプロモーションで来日した際のロバート。