7月20日(金)の公開を控えている『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』が、早くも新記録を打ち立てた。先週の14、15、16日の3連休に先行上映された本作、何とこの3日間で興行収入11億7,527万6,950円という数字をたたき出した。これまでの先行上映の記録は、昨年の同時期に3日間の先行上映・公開された『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』の9億3,922万7,500円。これを受けて配給のワーナー映画では、最終的な興行収入目標を150億円に設定。サロンパス ルーブル丸の内、丸の内ピカデリー2ほか全国で950スクリーンという最大規模で公開される。『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』は全米でも7月11日(水)に公開され、週末までの5日間で1億4,000万ドル(約170億円)を突破。そのほかのインターナショナル44マーケットで約1億9,000万ドル(約230億円)、合計3億3,000万ドル(約400億円)を記録している。この成績はシリーズでも最高のオープニング記録。世間的にもそろそろ本格的な夏休み。20日(金)の『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の公開に続いて28日(土)には『レミーのおいしいレストラン』、8月4日(土)には『トランスフォーマー』、8月10日(金)には『オーシャンズ13』…と日本のサマーシーズンはここからスタート。この夏の日本映画界を制するのはどんな作品だろうか?