第二次世界大戦の開戦に揺れる1941年のアメリカで誕生した、伝説のヒーロー「キャプテン・アメリカ」。アイアンマン、ハルク、ソーと数々のヒーローを生み出してきたマーベル・コミックの“原点”とも言うべき男が、満を持してスクリーンに登場する。明日より公開される映画『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』で、星条旗をモチーフにした衣裳をまとい体当たりで挑んだのは、同じくマーベルから生まれたヒーロー集団『ファンタスティック・フォー』で存在感を示した、クリス・エヴァンス。この伝説的“ヒーロー”を、いかにして自らのものにしたのか? 話を聞いた。
「市川海老蔵という生き物」——。インタビューの最中に彼の隣に座る三池崇史監督がふと発した表現に思わず頷いた。これこそが11代、300年以上にわたって脈々と受け継がれてきた成田屋の名跡を背負う男の存在感なのか。役柄について、現場について、三池監督について飄々と、そして意外なほど多弁に語るが、ひとつひとつの言葉がずっしりとした重みをもって心を突き刺してくる。まるで映画の中で彼が演じた津雲半四郎のように。まもなく公開となる映画『一命』。武士の面目を背負うがゆえに人として、親として大切なものを喪った主人公の悲哀を彼はどんな思いで表現したのか?
人類が高度な知性を有した類人猿に支配されるという斬新な世界観を打ちたて、世界を震撼させた不朽の名作『猿の惑星』。世代を超えて根強い人気を誇る本シリーズを新たなキャスト、スタッフを迎えて映画化した『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』が本日、劇場公開となった。一匹のチンパンジーの突然変異から始まる人間への警鐘の物語の中で、類人猿が敵視する存在としてひときわ強烈な存在感を放っているのが『ハリー・ポッター』シリーズのドラコ役でおなじみのトム・フェルトン。得意(?)とする“いじめっ子”の演技の魅力、さらに“猿”との演技について語るインタビュー映像が到着した。
生真面目なサラリーマンの夫が、ある日突然うつ病に…。『ツレがうつになりまして。』はシリアスな題材を扱いながらも、ほんわかと温かみのある感触が心地良い夫婦の物語だ。しかも、主人公夫婦を演じるのが大河ドラマ「篤姫」でも夫婦を演じた宮崎あおい&堺雅人だというのだから、もはや感動は保証済み!? そんな“安心感”を抱いたのは、観客となる私たちだけではないようだ…。