今年のコンペの目玉というべき、クエンティン・タランティーノ監督、ブラッド・ピット主演の『イングロリアス・バスターズ』が、現地時間の20日上映された。上質な作品は多いものの今年のカンヌは華やかさに欠けていただけに、ブラピとタランティーノをはじめ、共演のマイク・マイヤーズ、マイケル・ファスベンダー、ダイアン・クルーガーらスターの登場に、公式会見には入りきれないほど多くの記者が詰めかけ、大いに盛り上がった。
どんな色にも染まり、期待を裏切らない演技を見せることから“カメレオン俳優”と形容されることが多い加瀬亮。5月には新作映画2本が公開となる。主演の『重力ピエロ』では弟を大きな愛で包み込む兄・泉水を、個性派監督・三木聡のオリジナル脚本&監督の『インスタント沼』ではモヒカン頭のパンクロッカーを演じ、それぞれで新たな一面を披露している。
いまアメリカではみんな、お気に入りのTV番組の最終シーズンに釘付けになっています。
2000年に公開された日本発のフルデジタルムービー『BLOOD THE LAST VAMPIRE』を原作に、人類の滅亡を懸けた、一人の少女の戦いを描いた『ラスト・ブラッド』。5月29日(金)の公開を前に、歌手そしてタレントとして活躍するmisonoを迎えて本作のヒット祈願イベントが開かれた。
『ターミネーター』シリーズを世界的な大ヒット作に押し上げた最大の功労者と言えば…現カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガーその人を置いてほかにはいない。シリーズ最新作『ターミネーター4』の公開が迫る中、映画製作当初よりうわさされてきた、シュワルツェネッガーのシリーズ復帰が正式に発表された。
5月の頭から全米で公開され、オープニング週末3日間で8,508万ドルを稼ぎ出したのを始め、世界各国でヒットを記録している『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』。そのうち、南米・ブラジルでもシリーズの歴代オープニング記録を塗り替える盛況ぶりを見せているが、このブラジルでの公開を前に、主演のヒュー・ジャックマンが現地を訪問。彼の地のサッカー界が生んだスタープレイヤー、ロナウドと対面した。
今夏、代理出産で双子の母親になる予定のサラ・ジェシカ・パーカーが、代理母の女性に対するメディアの過熱取材に心を痛めている、とTV番組のインタビューで語った。
カンヌ国際映画祭批評家連盟賞を受賞した『M/OTHER』('99)や、全編フランス語で撮影した『不完全なふたり』などで世界的に注目を集める諏訪敦彦。彼がフランスの名優イポリット・ジラルドと共同監督で完成させた家族ドラマ『ユキとニナ』が、現在開幕中の第62回カンヌ国際映画祭の監督週間に正式出品。15日(金)に上映され、記者会見が開かれた。
日本でいま最も人気の若手ハリウッド俳優といえば——? 多くの人が彼の名前を挙げるだろう。『ハイスクール・ミュージカル』シリーズへの出演を機に一躍ティーン・アイドルとして躍り出たザック・エフロン。ファンは全米から世界へと広がり、日本でもその人気ぶりは拡大するばかりだ。そんな彼の最新主演作が、今月公開を迎えた『セブンティーン・アゲイン』。公開初日に合わせて来日したザックに話を聞いた。
この季節になると、新生活、新年度に慣れてきた人々の間に蔓延するのが五月病。毎年五月には、この病に打ち勝つという趣旨のテーマを掲げてコラムを書いている私ですが、その理由は、ゴールデンウィークが終わると、私自身がいつも五月病っぽくなってしまうから。「ずっとお休みだったらいいのに。せめて、あと数日…」と、休み終盤に差しかかると何だかとっても寂しくなるのです。この不況の中、やるべきことがあるというのはありがたいものなのに、人というのは贅沢ですよね。そんなときには、何かに情熱を燃やす人々の姿を見ることで、気持ちを奮い立たせる私。案外、人って単純ですから。
加速する少子化の時代に、人気ドラマシリーズ「ナースのお仕事」チームが集結! 女性の妊娠・出産を明るく前向きに描いた、パワフル・コメディ『BABY BABY BABY!』が5月26日(土)に公開される。これに先駆けて、5月19日(火)、10代・20代の女性を集めて本作の試写会が行われ、映画の宣伝部長に任命されたカリスマモデルの益若つばさがゲストとして登場。自身の結婚、出産経験について本音トークを展開した。
18日(現地時間)、今年のカンヌ最大の問題作と以前から話題を呼んでいたデンマークの鬼才ラース・フォン・トリアーのサイコホラー『ANTICHRIST(アンチキリスト)』(原題)がお披露目され、想像を絶した過激さにプレス試写ではブーイングが飛び、記者会見は大紛糾した。
先日クランクアップし、ポストプロダクション作業に入ったショーン・ペンの最新主演作『Fair Game』(原題)の撮影風景が公開された。