金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た？」が3月28日のオンエアでフィナーレ。春生が心麦に遺した“感謝の言葉”に「その人そのものを肯定してくれる言葉」「心の支えになる」などの声が送られている。
本作は「このマンガがすごい！2024」オンナ編第4位にランクインした浅見理都による同名原作をドラマ化したヒューマンクライムサスペンス。父を殺された主人公が、遺された手紙から父の死と過去の連続殺人事件の真実に迫るストーリーが展開してきた。
主人公の山下心麦を広瀬が演じ、松風義輝に松山ケンイチ。神井孝に磯村勇斗。遠藤友哉には成田凌。赤沢正に藤本隆宏。赤沢京子に西田尚美。阿南由紀に瀧内公美。鳴川徹に間宮啓行。遠藤力郎に酒向芳といったキャストが出演。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
最終回で明かされたのは、京子が廣島育美とともに立ち上げた会社に林川安成（野間口徹）が出資、その後京子は安成と親密になり歌を妊娠する。妻と離婚したという安成とともに京子は詩を連れ林川家に赴くが、そこには安成の妻に殺害された一家の姿が。安成は妻を殺害、林川家の名誉を守るため一家心中に見せかけようと、京子に自分の殺害を指示したというもの。
事件発生後、現場近くにいた春生はいち早く林川家に到着。凄惨な現場で泣く歌を発見すると抱きかかえ2階のベビーベッドに寝かせる。その後赤沢らが現場に到着したが、歌を勝手に2階に移動させたことを春生が同僚に隠したことで、林川家に押し入った際「歌が1階にいた」という力郎の供述は否定されえん罪を生むこととなった。
その後、春生は贖罪の意識から東賀山事件を再捜査、クリスマスイブの夜、京子に「心麦に真実を話そうと思う」と伝えるが、京子は事件の真実が明るみになると息子の守（野村康太）のキャリアに傷がつくと猛反対。春生を睡眠薬で眠らせ家に火を放ち、友哉が犯人だと思われるよう仕向けていたというのが、春生殺しの経緯だった。
えん罪が判明した友哉と力郎は、かつて暮らしていた団地の前で再会を果たす。そして力郎は渡せなかったクリスマスプレゼントを友哉に渡す。赤い袋の中には子ども用のグローブが入っていた…。
力郎と再会して笑顔をみせる友哉に「友哉嬉しそう 京子とかマジで許せないけど冤罪が晴れて力郎さん良かった」「22年越しのクリスマスプレゼントは泣いちゃう、やっと2002年12月24日から進めたね遠藤親子」「父親が逮捕されてからずっとつらい思いをしてた友哉がやっと笑えるようになって良かった…」などといった反応が上がる。
そして心麦には京子が隠し持っていた春生のスマホが返却される。そこにはクリスマスプレゼントに“感謝の言葉”が欲しいと言っていた心麦のために、春生が感謝の言葉を伝える“練習動画”が遺されていた。春生が動画の最後で「お父さんをお父さんにしてくれて、生まれてきてくれてありがとう」と心麦へ感謝の言葉を口にし、その映像を見ながら心麦は号泣する…。
この春生の“感謝の言葉”にも「生まれてきてくれてありがとう」という言葉はきっと小麦ちゃんの心の支えになる」「今の心麦ちゃんを救う言葉だったよね」「その人そのものを肯定してくれる言葉だから言われたらやばい」などの声が送られている。
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