広瀬すず主演「クジャクのダンス、誰が見た?」の9話が3月21日放送。次々と明かされる事実と衝撃ラストに「いつのまにどうしてそこまでの展開に」「今日一気に話展開しすぎ」など混乱する視聴者が続出している模様だ。
「このマンガがすごい!2024」オンナ編第4位にランクインした浅見理都による原作をドラマ化した本作は、クリスマスイブの夜に突然父を殺された主人公が、父が遺した手紙によって出会った弁護士とともに、父の死と過去の連続殺人事件の真相を探るなかで、自らが父の実の子ではなく、連続殺人事件の唯一の生存者だったことを知る…という物語が繰り広げられてきた。

キャストは主人公の山下心麦に広瀬。春生殺しの犯人とされる遠藤友哉の弁護人となった松風義輝に松山ケンイチ。22年前の連続殺人事件“東賀山事件”を追う「週刊ジダイ」記者・神井孝に磯村勇斗。心麦の父・春生殺しの犯人として捕まった遠藤友哉には成田凌。
春生の元部下の刑事・赤沢正に藤本隆宏。赤沢の妻で心麦に金を渡し、これ以上真実に近づかないよう口封じしようとした赤沢の妻・京子に西田尚美。突然心麦と松風たちに協力を申し出たが、実は裏で心麦が真実に近づくのを阻んでいた鳴川徹に間宮啓行。鳴川の娘だったことが判明した検事の阿南由紀に瀧内公美といった面々。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
9話では遠藤力郎(酒向芳)がえん罪だった場合、自分がえん罪に導いた検事だと知れると娘である阿南のキャリアに傷がつくかもしれないと考えた鳴川が、心麦が真実に近づかないよう染田を脅した末に殺害、阿波山と高畑も手にかけたことが語られる。一方、心麦たちは春生の手紙に名前が書かれた廣島育美に会う。

さらに神井が心麦たちに「手を組まないか」と提案、力郎が事件当時のことを詳細に記した手紙と、京子が家に常備している天然水のパンフレットを見せ、育美と京子が繋がっていたことが判明。数々の事実から京子が心麦の本当の母である可能性が高まる…というストーリー。
娘のためという理由でえん罪の隠蔽に動いた鳴川には「子供のキャリア気にするなら人を殺すな」「娘の仕事の邪魔しないために人を3人も殺めちゃうなんて。それが一番娘を悲しませることになるのに」「全てを話して遠藤親子の冤罪を晴らす為に出頭した事だけは評価できる」などといったポストが。

そして神井が心麦に協力した途端、様々な事実が明かされていく展開には「神井が最初から協力してたら3話くらいで解決してた説あるな」「ずーっと引き伸ばしてきた色々な謎、神井が10分くらいでどんどん開示してくれるの何なのwwwww」「最初から神井が味方だったらあっという間に事件の核心に辿り着いたからだろうな」といったコメントが多数。また一気に謎解きが進んだことで「いつのまにどうしてそこまでの展開になってるんだ」「待って待って今日一気に話展開しすぎてて情報量が追いつけない」「先週鳴川さんバレで今週出頭とか…赤沢ワイフとか…詰め込み過ぎぃ!」と混乱する視聴者からの声も数多くみられた。
【最終回あらすじ】
心麦、松風、神井は赤沢のGPSを追いかけ林川家に辿り着いた。扉を開けた先には刺された赤沢と包丁を手にした京子がいた。ついに、心麦にとっての宿命のはじまりである東賀山事件の全貌が明らかに。心麦たちそれぞれの宿命が終わり、心麦と春生(リリー・フランキー)に愛の奇跡が訪れる…。
「クジャクのダンス、誰が見た?」は毎週金曜22時~TBS系で好評放送中。