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<デス>という名の鳥が最期を告げる…『終わりの鳥』本編映像初解禁

昨年北米公開され、話題となったA24映画『終わりの鳥(原題:TUESDAY)』から、“死”を告げる鳥<デス>が使命を遂行する瞬間を捉えた本編映像が解禁となった。

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『終わりの鳥』©DEATH ON A TUESDAYLLC/THE BRITISH FILM INSTITUTE/BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2024
『終わりの鳥』©DEATH ON A TUESDAYLLC/THE BRITISH FILM INSTITUTE/BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2024
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昨年北米公開され、話題となったA24映画『終わりの鳥』から、“死”を告げる鳥<デス>が使命を遂行する瞬間を捉えた本編映像が解禁となった。

ある日、余命わずかな少女・チューズデーの前に<デス(DEATH)>という名の喋って歌う奇妙な鳥が舞い降りる。母娘ふたりは間もなく訪れるであろう別れを、次第に受け止めていく。

世にも奇妙な鳥と突如対峙することになった母娘の物語は、命あるもの全てが迎える“死”を描きながらも、いまここにある“生”をヴィヴィッドに照らし始める。

この度解禁されたのは、喋って歌って変幻自在な一羽の鳥<デス>が人々に“死”を告げる瞬間を捉えた本編映像。

<デス>には、死を迎える者たちの声が常に響いており、その声に導かれるように“現場”にやって来る。年老いた女性は、突如現れた<デス>に怯むことなく、唾を吐きつけ威嚇。しかし、彼が羽を広げ、ゆっくりと振りかざすと、そっと息を引き取る。

次のシーンでは、死にたくないと息も絶え絶えの男性の声にも耳を傾けることなく、羽を振りかざし…。

ダイナ・O・プスィッチ監督は、鳥の姿形をしているが、鳥とは思えない歩き方や羽の動かし方を取り入れるなど試行錯誤を重ね、唯一無二の存在で魅力的な神々しさと愛らしさを併せ持った死を象徴する鳥<デス>を誕生させた。

そして、「生と死は明るさと暗さと同じで、どちらか一方がなければもう一方が存在することができない関係。限りのあることによって、生命には価値が与えられています。人生で一度きりの特別な瞬間は、憂鬱で悲劇的だけれど、同時に、美しさ、力強さ、価値を与えてくれるものなのです」と本作に込めた想いを明かしている。

『終わりの鳥』は4月4日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。



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《シネマカフェ編集部》

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