『クワイエット・プレイス』の脚本で注目を浴びたスコット・ベック&ブライアン・ウッズが監督・脚本を務めた『異端者の家』より、インタビュー映像が解禁された。
この度解禁されたのは、宣教に訪れた2人のシスターを並外れた頭脳で翻弄する謎の男ミスター・リードを演じるヒュー・グラントと、ミスター・リードが支配する、迷宮のような家から命をかけた脱出を試みるシスターたちを演じるフレッシュな2人、ソフィー・サッチャーとクロエ・イーストが本作の見どころや役作りについて語る3ショットインタビュー映像。
本作の脚本に惹かれた理由について、ソフィー・サッチャーとクロエ・イーストが「A24」の作品であったことをあげると、ヒュー・グラントは「僕はこの8~10年間、変わり者の役にどうしても惹かれるんだ」と明かした。
さらに役作りについて、ソフィー・サッチャーとクロエ・イーストは、布教活動の参考にするため宣教師の友人に「すごい数の質問を投げかけてた」「撮影の合間に電話をかけたこともあった」と、助けてもらったからこそより現実に近いシスターを演じられたことをふり返る。
ヒュー・グラントは、自身が演じる狂気的な男・リードを、血肉とするために「考古学者のように作品を掘り下げ」「連続殺人犯やカルトリーダーについて」リサーチしたという執念の役作りプロセスを披露。
最後には本作の見どころについて、クロエ・イーストが、恐ろしいはずの作品なのに、会場で笑いが送っていたことをあげ「新感覚のホラーと言えるかもしれない」と分析、その言葉を受けたヒュー・グラントはすかさず「観客の心を乱すのがこの作品の狙い」「一生セラピーが必要になる」と警告、まさにヒュー・グラントらしいシニカルなジョークで締めくくった。
『異端者の家』は4月25日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。