阿部寛主演映画『キャンドルスティック』の公開が決定。菜々緒、津田健次郎の出演も明らかになった。
本作は、日本・台湾・イラン・ハワイと4か国6都市が舞台。元天才ホワイトハッカー・野原を主人公に、「金融市場の番人」である難攻不落のAIを騙し、FX市場で大金を手に入れることを目論むマネーサスペンス。
原作は、川村徹彦の「損切り:FXシミュレーション・サクセス・ストーリー」。元「MEN’S NON-NO」専属モデル・米倉強太が映画初監督を務める。
阿部寛が演じるのは、罠にはめられ、全てを失った元天才ホワイトハッカーで、AIを騙す計画の発案者・野原。阿部は「今回のお話を頂いた際、ちょうど新たな挑戦を求めていた時期でした。同じメンズノンノ出身の米倉監督という才能ある映像作家とご一緒できると知り、大変興味を惹かれました」と明かす。
そして、「国際色豊かなキャストとともに、国境を超えた物語の奥行きを体感しながら撮影に臨みました。菜々緒さんとの初共演も非常に刺激的で、監督が描く『ネットワークが生む新たな世界観』の中で、どのように物語が紡がれていくのか、撮影を重ねるごとに期待が高まりました。完成を楽しみにしていますし、ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思います」とコメントしている。
また、菜々緒が野原にも自分と同じ共感覚を感じ、計画をサポートするFXトレーダー・杏子、津田健次郎が杏子の元夫で数学者の功を演じる。
そして、7日間でAIを騙して大金を手に入れる面々が映し出される特報映像も公開された。
そのほか、『瀑布』で金馬奨主演女優賞を獲得したアリッサ・チアが台湾の大企業の幹部リンネ、『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』のリン・ボーホンが台湾の若き経営者リー、サヘル・ローズ、YOUNG DAIS、マフティ・ホセイン・シルディ、デイヴィッド・リッジスらも参加している。
『キャンドルスティック』は7月4日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。