2月7日(現地時間)、第30回クリティクス・チョイス・アワード授賞式がサンタモニカで開催された。司会はチェルシー・ハンドラー。
映画部門では『ウィキッド ふたりの魔女』と『教皇選挙』が最多11ノミネートを受けていたが、『ウィキッド ふたりの魔女』『エミリア・ペレス』『サブスタンス』が最多3部門受賞となった。
ゴールデングローブ賞に続いてクリティクス・チョイス・アワードでも主演女優賞を受賞したデミ・ムーアは、「なんというスリリングな経験でしょうか。『サブスタンス』の撮影に入った時は、まさかここに立つことになるなんて想像もつきませんでした」と驚きを表現。
かつての自分と同じように、自分の道を見つけようとしてもがいている人たちに向けて、「まだ実現していないことが、これからも実現しないというわけではありません。夢は叶います」とエールを送った。デミ・ムーアは『サブスタンス』で若さと美しさに執着して破滅の道へと進む元人気女優を演じている。
テレビ部門では、最多6ノミネートされた「SHOGUN 将軍」が最多4部門受賞。非英語ドラマ賞には「イカゲーム」が選ばれた。
映画部門の主な受賞リストは以下の通り。
作品賞
『ANORA アノーラ』
監督賞
ジョン・M・チュウ『ウィキッド ふたりの魔女』
主演男優賞
エイドリアン・ブロディ『ブルータリスト』
主演女優賞
デミ・ムーア『サブスタンス』
助演男優賞
キーラン・カルキン『リアル・ペイン~心の旅~』
助演女優賞
ゾーイ・サルダナ『エミリア・ペレス』
アンサンブル演技賞
『教皇選挙』
アニメ賞
『野生の島のロズ』