不朽のミュージカルを『イン・ザ・ハイツ』のジョン・M・チュウが監督を務め映画化する『ウィキッド ふたりの魔女』から、これまでの努力と想いが結実した主演のシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデのキャスティング時が明かされる特別映像が解禁となった。
これまで数々のミュージカル映画を手掛け成功を収めてきたジョン・M・チュウが、監督したい作品を聞かれるたびに「迷わず『ウィキッド』と答えていた」とふり返るところから始まる本映像。
主演のエリヴォとグランデの貴重なオーディションの秘話と映像を交えた、キャスティング時の特別映像となっている。
周囲から偏見や不当な先入観を受け、まだ自分の本当の力を見出していない後の《悪い魔女》エルファバ役を務めたエリヴォは、本作について「唯一無二の作品」と賞賛しながら、孤独を抱えることの多いエルファバに「人と違う存在でいる気持ちが私には痛いほど分かる」と強い共感を示す。
また、エルファバと対照的に社交的な性格で周囲の人気者であるものの、まだ自分の本当の心を見出していない、後の《善い魔女》グリンダを務めるグランデは、10歳の頃に舞台を観に行き「登場人物との絆を感じた」と語る。
どちらの魔女を演じたいかと聞かれた際にも「グリンダ」と即答。長年に渡りグリンダを演じることを切望していたことが伺える。
確固たるスキルと人気を兼ね備えたカリスマ性溢れる2人だが、長年夢に見ていた役が決まったときには、両者ともこれまで積み重ねてきた想いが溢れ出たかのように感動の涙を流す。嬉しさのあまり感極まる2人の姿に、心動かさずにはいられない特別映像となっている。
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見事に役を射止めたエリヴォのオーディションでの演技について監督は、「繊細な演技だった。頭に焼きつくほど印象的だった」と迫真の演技に衝撃を受け、アリアナには「僕の知っているアリアナとはまるで別人だった」と最前線で世界を魅了し続ける歌姫の新たな一面を見たことを明かしている。
『ウィキッド ふたりの魔女』は2025年春、全国にて公開。