別所哲也が代表を務める、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」(SSFF & ASIA 2024)。この度、「MILBON BEAUTY PROGRAM」の開催が決定した。
表参道ヒルズスペーオーにて6月8日(土)に行われるイベント「MILBON BEAUTY PROGRAM」では、今年の応募作品の中から、“美しさ”をコンセプトに選んだショートフィルム3作品を上映。
ドキュメンタリー『ナイジェリアのバレエダンサー』、アルツハイマーの母と息子を描く『パリ1970年』、パレスチナ難民の少女を主人公にした『パレスチナ諸島』がピックアップされた。
イベントには、別所さんとファッション誌やラジオ、文筆活動など幅広い分野で活躍する市川紗椰が登壇。作品の感想や、2人が考える「美しさを通じた心の豊かさ」についてもトークする予定だ。
『ナイジェリアのバレエダンサー』
雨の中バレエを踊る子どもたちの映像がSNSを通じて拡散されると、ナイジェリアはラゴスの小さなバレエスクールに世界中の注目が集まった。YouTubeの動画でバレエを習得したDaniel Ajalaはいま世界のステージに立つため稽古に励んでいる。
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『パリ1970年』
アルツハイマーの母を介護するヤン。母は息子に毎日のように亡くなった父のことを聞くが、「父さんは死んだよ」という答えを聞くたびに母は悲しみと混乱の表情を浮かべる。
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『パレスチナ諸島』
12歳の主人公Mahaはバラタキャンプ出身のパレスチナ難民。弱っていく盲目の祖父の姿を見ながら、彼女はある突拍子もない計画を思いつく。彼らを孤立させる壁が遂に取り払われ、おじいちゃんに故郷に帰れることになったと信じさせるのだ。
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「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」は6月4日(火)オープニングセレモニー、6月17日(月)アワードセレモニー、オンライン会場は4月25日(木)~6月30日(日)。
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