エマ・ストーン主演、ヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』の公開日が2024年1月26日(金)に決定。新ビジュアルが解禁された。
スコットランドの作家アラスター・グレイ著の傑作ゴシック小説「哀れなるものたち」(早川書房刊)を映画化した本作。
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この度解禁されたポスタービジュアルは、エマ・ストーン演じるヒロイン・ベラがこちらを見据える表情を捉えた一枚。華やかなドレスのフリルと思いきや、そこにはベラに翻弄されることになる男性たちのミニマムなサイズとなった姿が。ランティモス監督の唯一無二のセンスに加え、本作の壮大なスケールとベラの果てしなく広がる未来を予感させる、美麗かつ大胆なデザインとなっている。
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また本作は、現在開催中の第80回ヴェネチア国際映画祭で、現地時間9月1日にワールドプレミア上映された。午後6時45分から公式上映がスタートし、終映と同時に大歓声の“ヨルゴス”コールとともに、今年最長となる10分以上の鳴り止まぬ拍手とスタンディングオベーションで会場を熱狂の渦に包み込んだ。
さらに、翌日9月2日にはテルライド映画祭で北米プレミアも行われ、映画批評サイトRotten Tomatoesでは100%Fresh(レビュー数33、9/4現在)となっており、「完璧に魅惑的(Hollywood Reporter)」、「壮麗な自由への讃歌(Deadline)」、「ランティモス監督の最高傑作。奇妙だがゴージャスなこの作品は登場人物と観客の感受性を広げる(TIME Magazine)」、「『哀れなるものたち』でエマ・ストーンは2度目、マーク・ラファロとヨルゴス・ランティモスは初のオスカーを獲得するかもしれない(Variety)」など多くのメディアでも絶賛の声が溢れている。
早くもアカデミー賞最有力との呼び声も高まっており、来年1月の日本公開へ向けさらなる盛り上がりが予想される。
『哀れなるものたち』は2024年1月26日(金)より全国にて公開。