佐藤浩市×横浜流星W主演映画『春に散る』より、新たな場面写真が公開された。
横浜さん演じる不公平な判定で負けて心が折れていたボクサー・翔吾が、ボクシングに真剣に向き合い、戦う姿を切り取った今回の場面写真。真剣な眼差しで拳を握り、試合前に天を仰ぐ姿からは、並々ならぬ覚悟がうかがえる。
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空手で世界チャンピオンになった経歴や、『きみの瞳が問いかけている』ではキックボクサーを演じるなど、身体能力が高い横浜さんは、近年のボクシング映画の傑作に、必ずこの人ありと讃えられる松浦慎一郎と共にトレーニングをスタート。松浦さんは、横浜さんから「今まで松浦さんが作ったことのないボクシングシーンにしてください。そして、プロから見てカットでごまかしていると思われないようにしてください」と真剣な眼差しで頼まれたという。
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また、4日間にわたって撮影された世界タイトルマッチでは、第11ラウンドは現場でアドリブに変更。「流星君に『僕が作ったことのないシーンはこれだ』と持ち掛けると、『やりましょう』と。リスクはあると説明しましたが、窪田君も『流星君なら大丈夫でしょう』と」と回想した松浦さん。「僕のすべてを出し切りましたし、やはり流星君と窪田君だから、挑戦できたことだと思います。当時は毎日ピリピリしていましたが、終わってみれば幸せな環境でした」とふり返っている。窪田正孝との“アドリブ”のファイトシーンは必見だ。
『春に散る』は8月25日(金)より全国にて公開。