ヨーロッパ最大級の制作会社であるTHE MEDIAPRO STUDIOが主導し、国境を越える大ヒット作となった海外ドラマ「THE HEAD」のSeason2が配信開始。この度、日本から出演している福士蒼汰が、自ら本人役の吹き替えを務めたアフレコ風景やインタビュー映像も配信された。
Season1では、辺境の地にある南極の科学研究基地で起こった惨殺事件の真相に迫る“震撼の極限心理サバイバル・スリラー”を展開。視聴者や批評家からも称賛され、放送・配信国が公開当初の3倍となる世界90の国と地域に拡大するなど大成功を収めた。
前作に引き続き、Season2でもエミー賞を受賞した世界的ヒットドラマ「HOMELAND/ホームランド」のエグゼクティブ・プロデューサーを務めたラン・テレム製作総指揮のもと、世界各国を代表するような俳優陣が結集。北米はじめ、ヨーロッパ、南米など世界各国でも放送&配信されている。
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今回の日本語吹替版では、福士さんが自らの英語セリフを全て自分自身で日本語に吹き替えた。福士さんはこれまでアニメでのアフレコ経験はあったものの、実写ドラマ作品で自らが英語で演じているものに対してアフレコするという形は初めての体験だったそう。アフレコ後の福士さんは、「新しい体験で楽しかったです。また今後もできるように、自分の声磨きもどんどんしていきたいなと思いました」と率直に感想を語る。
たった1人でスペインロケ「一歩外に出てみたら、楽しむことができるように」
1年前の2022年夏、スペイン・テネリフェ島&マドリードにて行われたオール海外ロケに1人で参加した福士さん。当時の自身の演技をアフレコという形で改めて見ることになり、「何だかそわそわしますね。若いなと思っちゃう自分がいます(笑)」と照れながらも、「撮影期間を思い出したり、キャストのみんなを見て『こんな話をしたな』とか『現場はこうだったな』とやっぱり色々思い出しました」と当時を懐かしんでいる様子。
「スペインでの撮影を約2か月間、他に日本人もいない、スタッフさんや日本語通訳の方ももちろんいないという状況にポンと置かれて。でも一歩外に出てみたらみんな優しいしフランクに話しかけてくれるので、恐怖心や不安は一切なくなって、楽しむことができるようになったと実感します」と、「THE HEAD」Season2の撮影を経て得た変化を明かす。
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吹替版の監督の指示を1つ1つ真摯に聞きながら、オリジナル版のニュアンスを共有するなど細かくやり取りをしたそう。「やっぱり僕は現場に実際にいたので、現地で監督から言われたことや、英語と日本語の微妙なニュアンスの違いなどを考えて、吹替版の監督と一緒に一番良いものにしよう!という良い話し合いができたかなと思います」と笑顔で明かしました。
今回吹き替えをしてみて新たな発見はあったかと問われると、「英語のお芝居と日本語のお芝居を見て、両方いいな、面白いなと思いました。もちろん情報としては同じ内容が伝わっていますが、それぞれの言語の良さが出ているというか。日本語には日本語なりの『あ、こういう風に表現するんだ』という部分がたくさんあって、僕自身も両方でお芝居をしたので、日本語の面白さを感じる部分もあり、両方楽しめるなと思いました」とコメント。
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配信を楽しみにしている視聴者に向けて、「吹替版はとても魅力的な声優陣が集まっています。僕も頑張ってそのレベルに合うようにすごく努力して初めての経験を乗り越えました!オリジナル版、日本語版それぞれまた違う魅力があるので、ぜひ両方楽しんで観ていただけたら嬉しいです」と力強くアピールした。
Huluオリジナル「THE HEAD」Season2は毎週土曜新エピソード追加でHuluにて配信中(字幕版・日本語吹替版/全6話)。