世界の歴史を変えた衝撃的な陰謀をほぼ実話で描く映画『アムステルダム』が、デヴィッド・O・ラッセル監督7年ぶりの最新作としてこの秋公開。クリスチャン・ベイル、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントン、ラミ・マレック、そしてロバート・デ・ニーロら豪華キャストが集結した本作だが、中でもマーゴットが演じるヴァレリーは、彼女の新たなハマり役となっており、注目だ。
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『スーサイド・スクワット』でクレイジーなハーレイ・クインを演じ世界中から注目を集め、次回作ではバービーの実写版を演じるなど、クセが強く個性的なキャラクターを演じるのが得意なマーゴット。そんな彼女が今回演じるヴァレリーは、戦争の残留品を使ってアートを創るクレイジーなアーティスト。何が起きても“どうにかなる精神”で乗り切るが、少し気が変だと思われてしまうというユニークなキャラクターだ。
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医師のバート(クリスチャン・ベイル)、弁護士のハロルド(ジョン・デヴィッド・ワシントン)と親友であるヴァレリーについてマーゴットは「どんな状況でも、そこに美しさを見出すことができる独創的な能力を持っています」と説明し、「本作でラッセル監督と私はとても早い段階から話し合い、初期の段階で私が演じるキャラクターについて意見を交わしたり、コラボレーションしたりして一緒にキャラクターを作り上げていきました」とマーゴット自身の意見も取り入れたキャラクターが完成。
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マーゴットが自宅で金属片やレントゲン写真を前に役作りしているとき、夫トム・アッカリーから「『君はこのキャラクターにハマりすぎてるよ。ちょっと落ち着いて』って言われた(笑)」とエピソードを披露。本作では、夫も認めるほどのマーゴットの新たなハマり役が誕生した。
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『アムステルダム』は10月28日(金)より全国にて公開。