ウォンの依頼も法廷(と一部腕力で)解決したジェニファー。リーガルコメディとして、ほぼ一話完結方式で進む中、今度はジェニファー自身がタイタニアに訴えられ出廷しなければならない事態に。
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第一話でジェニファーが公の場でハルク化するきっかけを作ったタイタニアが今度はジェニファーを訴える展開に。タイタニアが「シー・ハルク」という名前のコスメブランドを立ち上げて、「シー・ハルク」を使う権利を主張するというのはなんともアメリカ的。
ここまでタイタニアのスーパーパワーについて一切触れないので、こういったスーパーパワーを持っている人がいるのは当たり前というのがMCUの世界観なのかも。スーパーパワーを持ち、インフルエンサーとして自身のブランドをしたたかに売り込む姿はパワフルである意味スーパーヒーローより胆力があり強そうだ。タイタニアのTwitterやInstagramのアカウントも随時更新されているので、そちらもぜひ覗いてみては。演じるジャミーラ・ジャミルのもともとのパブリックイメージも良い意味でアシストして、とてもコテコテなインフルエンサーキャラに仕上がっている。そのうちPodcastとかも始めてそう。
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今回のもう一つ見所としては、ジェニファーのライバルであり、今後良き協力相手としても台頭しそうなマロリー弁護士。自身に満ち溢れてる、ザ・バリキャリな姿がかっこいい(そして演じているレネイ・エリース・ゴールズベリイはアラフィフに見えない若々しさ…!)。そんな彼女がジェニファーの弁護人として一肌脱ぐのだが、ジェニファーにとっては勝つためとはいえ苦い展開に。
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「ジェニファーには魅力は感じないがシー・ハルクはホットだ!」という弁論をするためにマッチングアプリの展開を引用するのはなんとも切ない。事態収拾のため自分を(ある種必要以上に)下げて事を収めなければならないというのは、こういった法定の場でなくとも、経験したことがある女性はいるのではないだろうか。こういった女性として生きていると出会う「そうそう!そういうのある…!」という瞬間が随所に散りばめられているのもこのシリーズの魅力でもある。
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裁判には勝ったジェニファーだったが、自尊心は瀕死の状態。そんな時に気持ちを上げてくれるのが新しい服というのも楽しい。そして、ようやくデアデビルのマスクがチラリと最後に出てきたのでいよいよ次週、満を持して登場か。余談だが、マット・マードックはあのルークのところに行って採寸をお願いしたのだと思うが、どんな会話をしたのか想像するだけでニヤニヤしてしまう(会話成り立ってなさそう)。
シリーズも後半に入っているが、ほぼ放置されてる宇宙にいるブルース、謎の「ボス」の存在は全く前進していないので、残り4話でどうなるのか、楽しみにしていきたい。
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