漫画・アニメーション映画で描かれた中学生時代の物語と、完全オリジナルストーリーの10年後の物語が加わった実写映画『耳をすませば』より、松坂桃李演じる“10年後の聖司”の姿を捉えた場面写真が公開された。
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中学生時代に出会った雫と、離れ離れになってもお互いに夢を追いかけ、必ずまた会おうと約束した聖司は、その後、イタリアに渡って10年、変わらずチェロ奏者として夢に向かってひたむきに励んでいた。
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今回到着した場面写真は、そんな聖司がイタリアでチェロ奏者として日々、鍛錬に励む姿が収められている。カルテットを組み、真剣にチェロと向き合う眼差しと、理想の演奏を追い求めるあまり、音楽を楽しむ気持ちを忘れてしまった聖司の苦悩を覗かせる表情が印象的。
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演奏が作品の肝でもあると感じていた松坂さんは、「重要なところを担っているので、必死にやらせていただきました」と撮影をふり返り、聖司を演じる上では「10年後の姿になっても、情熱があるがゆえの行き詰まり、まっすぐさみたいなものは残しておこうと思いました。そこが聖司らしさというか、雫に対しての想い、誠実さにも繋がると思うので」と語っている。
『耳をすませば』は10月14日(金)より全国にて公開。