ディーン・フジオカ主演「パンドラの果実」が6月25日放送。娘・星来へのバースデーカードを書く小比類巻に「切ない」などの声が上がるとともに、小比類巻を演じたディーンさん自身の“父親”ぶりを重ねる視聴者からの感想も多数寄せられている。
中村啓の原作を映像化。最愛の妻を亡くした警察官僚と不老不死ウイルスを作ってしまった天才科学者、現場たたき上げ刑事が法整備や警察機構の対応が追い付いていない犯罪を捜査していく…というストーリーが展開してきた。
娘が捕われプロメテウスウイルスを投与されてしまった小比類巻祐一をディーンさんが演じ、榊原たちに拉致されプロメテウスウイルスの改良に協力させられる最上友紀子に岸井ゆきの。暴走する小比類巻を心配する長谷部勉にユースケ・サンタマリア。
小比類巻とは学生時代の先輩後輩の仲で厚生労働省キャリア官僚の三枝益生に佐藤隆太。暴走する小比類巻をフォローする警視監の島崎博也に板尾創路。小比類巻の妻で娘・星来を出産後死亡、現在は冷凍保存されている亜美に本仮屋ユイカ。亜美を引き取って育てた四宮聡子に石野真子。小比類巻と亜美の娘で特殊な遺伝子を持つ星来に鈴木凜子。
星来を宿主としてプロメテウスウイルスの改良を計ろうとする榊原康生に加藤雅也。科学で人類の進化を目指すボディハッカージャパンのカール・カーンに安藤政信といったといったキャストも共演した。
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※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
最終話では榊原が星来の体内でプロメテウスウイルスとインフルエンザを合成し、強力な感染力を持った“新型プロメテウスウイルス”を作り出し、カーンが主催するボディハッカージャパン創設20周年記念パーティーで拡散させようとする…というストーリーが展開。ウイルスに感染しても生き残れる人間だけで次の時代を築こうと考える榊原は、自らにもウイルスを投与。そのまま死亡し、パーティーでのウイルス拡散は長谷部たちの活躍で食い止められ、星来も無事救出されるというラストだった。
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事件が解決したのち、小比類巻は星来へのバースデーカードを書く。それは亜美が星来を身ごもっている頃に買ったもので、名前入りの箱に、父親と母親それぞれが記入するカードが20歳までの分収められていた…。カードの父親の所にだけメッセージに書きながら、モニターの向こうの亜美に語りかける小比類巻。そこにやってきた最上に「亜美は20年分のお祝いのメッセージを書くんです。必ずこれを書く日が来る」と語る…。
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その姿に「お母さんからのメッセージがないの切ないね…」「星来ちゃんのバースデーカード、ママが20年分埋められる日が来ると良いな…」「亜美さんもバースデーカードに星来ちゃんへのメッセージ書いてよ」などの声が。
また「パパコッヒーには心持っていかれました。やはりリアルパパだから凄く想いが伝わってきました」「小比類巻ディーン様に、子どもに合わせてあたふたしてない子育てを学んだ…素敵…あぁ素敵」など、SNS上には小比類巻の姿にディーンさん自身の“父親”ぶりを感じた視聴者からの感想も多数届けられている。