重松清の名作を実写化した未来へつながる家族の絆の物語『とんび』。この度、主人公・ヤスの息子アキラを演じた北村匠海が、ナレーションを担当した“大切な家族”のキャラクター紹介映像が到着。併せて、アキラの場面写真も公開された。
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今回公開されたキャラクター紹介映像は、家族編・アキラ編・ヤス編の3種類。それぞれのキャラクターの魅力が、アキラ目線で伝わるとても温かな映像に仕上がっている。
また今回の場面写真は、ヤス(阿部寛)に不器用ながらも男手一つで懸命に育てられ、また町のみんなからも家族のように大きな愛情を受けたアキラの成長の記録ともいえるカット。
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無事に高校生となったアキラは、ヤスとぶつかり合いながらも皆の優しさで立派に成長。そして昭和55年、アキラは見事、東京の大学に合格し、ヤスのもとを離れることに。アキラが旅立つ日の朝、ヤスは「一人前になるまでは二度と帰ってくるな!」と強がる一方で、寂しさを隠しきれずにいた。場面写真では、そんな高校時代のアキラや、上京して東京に馴染んでいくアキラの様子が垣間見える。
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さらに時は過ぎ、父親となったアキラが、息子を温かい眼差しで見つめる姿も公開。今回、青年時代から父親になるまでのアキラを演じた北村さんは、「“家族”という存在は、時代が変わっても変わらないものです。その形は色々あるけど、この映画で描かれている親子の話は、きっといつまでも誰かに届くとおもいます」と話し、「この時代だからこそ、人と人との繋がりを伝えられる映画となっています。映画館で見て、温かい前向きな気持ちになって頂きたいし、この映画が家族に連絡をするきっかけになってくれたら嬉しいです」と思いを語っている。
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『とんび』は4月8日(金)より全国にて公開。