いま最も新作を待たれる監督のひとり、エドガー・ライトが60年代ロンドンとホラー映画への愛を込めて贈るタイムリープ・サイコ・ホラー『ラストナイト・イン・ソーホー』が12月10日(金)より公開。この度、アニャ・テイラー=ジョイがいっそうシックでセクシーに映る、モノクロのメイキングカットがシネマカフェに到着した。
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この度到着したのは、映画の舞台裏、60年代シーンのメイキングの一幕。モノクロのスチルは、エドガー・ライト監督が愛する60年代ロンドンへの並々ならぬ思いとあわせて「光だけではなく、(あの時代の)影の部分もしっかりと描きたかった」と後に語るように、その陰影に想像力がかき立てられるものばかり。赤や青のネオンがきらめく眩い夜に包まれる魅惑的な本編とは、また違う味わいが感じられる仕上がりになっている。
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夢の中で出会ったサンディ(アニャ・テイラー=ジョイ)に髪型を似せていく、現代ロンドンに暮らすエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)。
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サンディがジャック(マット・スミス)との出会いを経て、ジャズ・クラブでスポットライトを一身に浴び、その歌声を披露する姿も。
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本編では観ることのできないアニャとマットの2ショット、彼らとともにカメラチェックをするライト監督の姿が捉えられている。
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アニャとマットは「エドガーと一緒に仕事をするのが本当に楽しみだった、仕事をしたかった」と口を揃える。アニャは、本作でもとりわけ重要なシーンのひとつペトゥラ・クラークの「恋のダウンタウン」の歌唱シーンについて「一緒に演じたマットも楽しんでいたし、やさしく支えになってくれた。尊敬し憧れてきた人達のまえでステージに立つことはとても緊張すること。(ステージに)立って歌ったけれど、本当に最高の経験で無我夢中になった」とふり返っている。
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ライト監督によれば「ソーホーは近年急速に変わっている」という。「にもかかわらず60年代のソーホーをスクリーンで再現できたのはうれしい。今でも心臓部のいくつかの場所がそのまま残っている。ディーン・ストリート、フリス・ストリート、他にはグリーク・ストリートなど実際の場所で撮影したシーンは多いので、CGではないと知ったら多くの人は驚くと思う。当時の服装をしたエキストラや車など使用していて、セットのシーンもあるけど当時を知っていた(キャストの)ダイアナ・リグも驚いていたよ!」と明かしている。
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忠実に再現された60年代と現代を行き来する、魅惑的な覚めない“夢”の世界。2人の女性に誘われるまま、強烈で忘れられない体験に身を任せることになる本作。ホラーの帝王スティーヴン・キングは「捻りの効いたタイムトラベル。この作品は特別だ」とTwitterで投稿。『ジョジョ・ラビット』監督のタイカ・ワイティティは「とても素晴らしくてスリリング」と語り、『ザ・スーサイド・スクワッド』監督のジェームズ・ガンは「エドガー・ライトの手腕、経歴、キャスティング含め、最高の一作」、『クワイエット・プレイス』監督のジョン・クラシンスキーは「この美しくメロディアスな悪夢は、大好きなジャンルへのダブレターだ」と大絶賛。批評家たちの熱狂的支持も集め、日本公開へ向けても期待が寄せられている。
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『ラストナイト・イン・ソーホー』は12月10日(金)よりTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開。