第34回東京国際映画祭クロージング作品として上映される、ブロードウェイ・ミュージカル待望の映画化『ディア・エヴァン・ハンセン』。ついに公開された全米では、L.A.プレミアイベントが開催された。
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日本に先駆け、9月24日(金)より全米公開がスタート、9月22日(水)にはL.A.プレミアイベントが開催された本作。上映とともに行ったレッドカーペットには、ミュージカル版でも主演を務めたベン・プラットをはじめ、エイミー・アダムス、ジュリアン・ムーアら主要キャスト陣が集結。『ワンダー 君は太陽』『ウォールフラワー』のスティーヴン・チョボスキー監督やスタッフのほか、現在の舞台キャストも登場し、華やかなイベントとなった。
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主人公のエヴァン・ハンセンを演じるベンは「緻密に練られた展開や、映画版ならではの演出を早く皆さんに見ていただきたいと思っています。作品に登場するキャラクターにそれぞれの道があり、誰もが自分自身に投影することができます。(映画が)非常に普遍的なものであることを感じていただければと思っています」とコメント。
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コナーとゾーイの母親・シンシアを演じるエイミーは「本作を初めて観たとき、これは家族のための作品だと感じました。この作品に参加しようと思ったのは、(本作を観た)娘との会話がきっかけで家族と一緒に難しい会話をできると感じたからです」と、本作への出演は娘の存在が大きかったことを明かした。
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また、エヴァンの母親・ハイディを演じるジュリアンは「この作品は、思春期の経験を表現した美しい作品です。大人になること、自分が少し迷っていることなど、普遍的な気持ちを表現していると思います。だからこそ、みんながお互いを理解し、お互いを結びつけることができると思います」と本作に込められた想いを語っている。
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『ディア・エヴァン・ハンセン』は11月26日(金)より全国にて公開。