文学界の巨匠マーガレット・アトウッドのディストピア小説を原作に、米国Huluがテレビドラマ化した本作は、エミー賞を多数受賞しており、2017年には動画配信サービスのオリジナルドラマとして史上初めて作品賞を受賞。さらに2018年ゴールデン・グローブ賞TVシリーズ/ドラマ部門にて作品賞と主演女優賞(エリザベス・モス)の主要2部門に選ばれた。
女性が虐げられた理不尽な世界と同時に女性の強さを鮮烈に描いた本ドラマは、アメリカをはじめ世界中の社会問題とリンクすることから、世界的にも注目され高い評価を得ている。
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環境汚染が原因で少子化が深刻化した世界で、妊娠ができる健康な身体を持つ女性は、家族、仕事、財産、そして人権をも突然奪われ、“子どもを産むための道具”として上流階級の夫妻の侍女にさせられる。シーズン4では、その恐ろしく異様な世界で侍女となった主人公ジューン(エリザベス・モス)が、未来ある娘のため、子どもたちのため、みんなのため、そして愛と自由を手に入れるために、共に手を取り合って戦おうとする。
この度解禁となった予告映像でも、戦う意思を固めるジューンの力強いまなざしが映し出される。さらに、「世界各国がギレアドの制裁を強化している」「どこで戦っていても忘れないで、私たちはここにいる」という心強い言葉がレジスタンスの放送局から伝えられ、ギレアドの外には多くの味方がいることが分かる。
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最新シーズン4では主演のエリザベス・モスが、3エピソードの監督に初挑戦。現地時間7月13日(火)に発表された第73回エミー賞では、ドラマ部門作品賞、主演女優賞(エリザベス・モス)、助演男優賞、助演女優賞、ゲスト女優賞、監督賞など、主要部門を含む15部門21ノミネートを果たした。9月に開催される授賞式での結果も期待されている。
Huluプレミア「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」シーズン4は8月27日(金)から独占配信スタート、以降毎週金曜日に1話ずつ追加配信予定(全10話)。