■ 米TIME誌「2021年1番にチェックすべきドラマ」が早くも日本初上陸
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1980年代ロンドンに生きるゲイの若者たちが、HIV/エイズに関する正しい情報と理解が少ない当時の社会に翻弄されながらも、お互いを支えあいながら生きる様を描き、空前の大ヒットを引き起こした本作。
先鋭的&革新的な作品ラインアップで知られるイギリスの放送局・チャンネル4で公開されるやいなや、同局史上“最も一気見(ビンジ)されたシリーズ”に。なんと、イギリスでは本作の放送・配信後の1週間でHIV検査数が記録的な回数に達するという社会現象へと発展、空前のムーブメントを引き起こしている。さらにHBO MAXが製作に参加し、北米での配信も行ったことからその勢いは世界中へ波及。米誌「TIME」は「2021年1番にチェックすべきドラマ」と賞賛し、米紙「USAトゥデイ」も「2021年のベストドラマ」と称えた。そんな話題作が早くも日本に上陸する。
■ 「Years & Years」のオリー・アレクサンダーをはじめゲイを公表している役者を起用
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主人公リッチーを演じるオリー・アレクサンダーは世界的人気ミュージシャン「Years & Years」としての活動でも知られ、LGBTQ+アクティビストとしても活躍。『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』『ライオット・クラブ』など映画出演の経験もあるオリーが、音楽同様に豊かな表現力で魅力たっぷりの演技を見せている。
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さらに「恋人、敵、犯罪者、聖人などは演じるものだが、ゲイというものは演じるものではない」という製作総指揮ラッセル・T・デイヴィスの信念のもと、ゲイのキャラクターには実生活でもゲイを公表している俳優を起用、ゲイ・コミュニティに集う若手のキャスト陣の好演も必見だ。そして脇を固めるのは『ゴーン・ガール』のニール・パトリック・ハリスや『ホビット』シリーズのスティーヴン・フライらベテラン俳優陣も揃う。
■「クイーン」「ワム!」ほか80年代音楽にも大注目、エルトン・ジョンとのコラボも
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本作の原題「IT’S A SIN」は劇中にも流れる「ペット・ショップ・ボーイズ」の同名曲(邦題「哀しみの天使」)が由来になっており、オリーによる「Years & Years」も同曲をカバーし、リリースしている。放送後には本作を見て感動したエルトン・ジョンが、オリーに連絡しイギリスのグラミー賞ともいわれる「ブリット・アワード」においてコラボパフォーマンスを披露したことでも大きな話題になった。
また、BGMには「クイーン」「カルチャー・クラブ」「ワム!」「ユーリズミックス」など当時のゲイ・コミュニティでも特に支持されていた80年代の人気ポップスが満載。それぞれのシーンに合った楽曲が流れ、ドラマを痛快に盛り上げるなど、音楽にも大注目。
解禁となった「IT’S A SIN」が彩る予告編映像には、リッチーほか、メインキャラが希望を胸にロンドンへ向かう姿や、HIV/エイズの到来に困惑するシリアスな場面、彼らの友情などが詰まった期待が高まる映像となっている。
■「ドクター・フー」のクリエイター、ラッセル・T・デイヴィスが実体験をもとに脚本化
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製作総指揮・脚本はイギリスの人気長寿ドラマ「ドクター・フー」でもシーズン初期から脚本・製作総指揮を務め、ヒュー・グラント&ベン・ウィショー出演の傑作「英国スキャンダル ~セックスと陰謀のソープ事件」でエミー賞にノミネートされた名匠ラッセル・T・デイヴィス。
これまでに「Queer as Folk」(原題/99)、「Cucumber」(原題/2015)など多くの作品で同性愛をテーマにしてきた彼が、80年代当時の謎の病HIV/エイズが席巻するロンドンを舞台に、ゲイの若者たちが偏見、恐れ、不安、死に共に立ち向かう姿を描いた。彼自身1981年当時は18歳で、日に日にエイズが身近に迫ってくる恐怖を感じたという実体験をベースにリサーチを重ねたことで生まれたドラマに注目だ。
<配信および放送情報> 海外ドラマ 「IT’S A SIN 哀しみの天使たち」(全5話)
【配信】Amazon Prime Video「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」
<字幕版> 8月17日(火)より配信開始 8月17日(火)より第1話を期間限定無料配信
【放送】BS10 スターチャンネル
<STAR1 字幕版>9月より放送予定
【配信】Amazon Prime Video「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」
<字幕版> 8月17日(火)より配信開始 8月17日(火)より第1話を期間限定無料配信
【放送】BS10 スターチャンネル
<STAR1 字幕版>9月より放送予定
《シネマカフェ編集部》