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パンクムーブメント吹き荒れる70年代ロンドンで、反骨精神と独創的な才能を活かしロンドンで最も有名な百貨店リバティに勤めることになったエステラ(エマ・ストーン)。
彼女はリバティで雑用をこなしながら、いつしかデザイナーとして活躍する日を夢見るが、非情で名誉欲に取りつかれたカリスマ・デザイナーのバロネス(エマ・トンプソン)との出会いが、エステラをファッショナブルで破壊的かつ復讐心に満ちた“クルエラ”の姿へと変えていくことになる。なぜ一人の少女は悪名高きヴィランに変貌したのか? その背景にはバロネスはじめ、彼女を取り巻く個性的な登場人物たちの存在があった――。

まず、バロネスはクルエラにも負けない圧倒的なオーラを放つ、世界を代表するブランドのカリスマ的ファッション・デザイナー。デザイナーを目指すエステラにとっては憧れの存在だが、彼女はエレガントに洋服を着飾る一方で、ヒステリックな一面を持ち、目的のためには手段を選ばない。
バロネスはエステラの斬新な発想力と才気あふれる想像力を認め、彼女に仕事を任せるようになるが、この2人の関係はエステラがクルエラへと覚醒する“火種”となっていく。本作の製作を務めたアンドリュー・ガンは「バロネスの存在なしにクルエラが生まれることはありませんでした。バロネスのやった色々なことが、クルエラ・ド・ビルという人物を作り上げる大きな要因になっているのです」と断言しており、圧倒的な存在感を放つバロネスがエステラにどんな影響を与えるのか、目が離せない。
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そんなバロネスと対峙するエステラを支える心強い味方が、のちにクルエラの相棒となるジャスパー(ジョエル・フライ)とホーレス(ポール・ウォルター・ハウザー)だ。エステラは幼い頃に母をある事故で亡くし、悲しみに暮れているときに2人と出会う。共に生活をするようになった彼らは、エステラのイマジネーションと裁縫の腕を駆使して泥棒を働きながら生き抜く中で、いつしか彼女にとってビジネスパートナーであり“家族”のような存在になっていく。厳格なバロネスの下で働くエステラを支えながらも、クルエラへと身も心も変わり果てていく彼女を前に、3人の関係は果たしてどうなっていくのか?
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そしてクルエラへと変貌していく彼女をジャーナリストとして追うのが、エステラのかつての学友のアニータ(カービー・ハウエル=バプティスト)。クルエラとしてその名を広めようとする姿をいち早くスクープし、世の中に伝える重要な役割を担う。ジャスパーとホーレス、アニータというアニメーション『101わんちゃん』お馴染みのキャラクターも登場し、ディズニー屈指のヴィラン・クルエラの過激な“誕生秘話”に期待が高まる。
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『クルエラ』は5月27日(木)より映画館&5月28日(金)よりディズニープラス プレミア アクセスにて公開。
※プレミアアクセスは追加支払いが必要