英サッカーリーグを舞台に、その裏で動く巨額のマネーをめぐり繰り広げられる企み、裏切り、愛情を描くスリラーサスペンス。日本と欧州の放送局がグローバル展開を視野に入れ、初めて手掛ける連続ドラマとなる今作は、イギリスを代表する脚本家ジェームス・ペインが脚本を執筆した完全なオリジナルストーリー。製作は、英国とドイツ両国に拠点を置くブギー・エンターテイメントが担当する。
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今回アジア人キャストとして出演が決まった中優理々(なか・ゆりり)は、東京都出身。19歳で単身ロンドンへ渡り、名門Rose Bruford Collegeで演劇を学び、現在ロンドンを拠点に女優として活躍中。映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』や『JUKAI 樹海』『RONIN』ほか、昨年はNETFLIX/BBCの共同制作ドラマ「Giri/Haji」に出演し、国際的に注目された。
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演じるのは、エージェント会社のアシスタント、ノリコ・アサリ。主人公兄弟の友人でもある彼女の存在が、シリアスなサスペンスにユーモアを加えていくという。
一方、ユ・テオは2018年、ロシアの伝説的ロックバンドを描いた映画『LETO -レト-』で主演に抜擢され、カンヌ国際映画祭に正式招待されたことで一躍脚光を浴びる。ドイツ・ケルン出身で韓国語ほか、英語、ドイツ語を操り、その語学と経験を活かし、韓国ドラマ「保健教師アン・ウニョン」や「Money Game」ほか、グローバルな作品にも多数出演。今月、韓国の最も権威ある映画賞の1つ、青龍映画祭で「今年の映画界で最もホットな俳優」と称された。

演じるのは、サッカークラブオーナー家の若き御曹司、チョ・ジェイヨン。ヨーロッパを中心とした英サッカーリーグの世界で思うようにいかず、次第に精神に問題を抱えていくジェイヨンはクライマックスの鍵も握っていく。
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脚本家のペインは中さんについて、「ノリコはチャーミングさとひょうきんさ、そしていたずらっぽさが必要な役どころ。彼女のオーディションテープを見た瞬間、彼女だ!彼女にしよう!と言ったんです。彼女が参加してくれたことをとても感謝しているし幸運なことだと思っています」とコメント。また、監督のエイドリアン・シャーゴールドも「彼女は素晴らしい」と絶賛を贈っている。
中優理々(なか・ゆりり) コメント
最初にこのお話をいただいたとき、台本にも役柄にも引き込まれましたが何よりフジテレビがヨーロッパと初めて行う共同制作作品ということで純粋に心から楽しみで、絶対に参加したいと思いました。今回参加できて本当に嬉しいですし、このようなプロジェクトがどんどん後に続くといいと思います。世界中の皆さんにこのドラマをお届けできることを心から楽しみにしています。
ユ・テオ コメント
覚えている限り私が最初に関わったスポーツはサッカーでした。父がかつてFIFAのエージェントだったため、物語の舞台に広い知識と興味を持っていました。私自身、国際的なバックグラウンドを持っているので、アジアとヨーロッパの共同制作作品には大変興味を持っていました。どのエピソードをとっても決して退屈させない展開となっていて、誰もが楽しめる作品になっていると思います。
「THE WINDOW」は2021年完成予定、2022年に全世界で放送・配信予定。