「スター・ウォーズ」といえば、魅力的な女性キャラクターの存在は欠かせない。『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で初登場したキャリー・フィッシャー演じるレイアは、伝説のジェダイ騎士ルーク・スカイウォーカーの妹であり、反乱同盟の偉大な指導者の1人。命がけで帝国の圧制を終わらせようと戦い、銀河の偉大な英雄となっている。
また、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に登場した、デイジー・リドリーが演じた主人公レイも高い人気を誇る。砂漠の惑星ジャクーで家族を待ちながら孤独に暮らしていたレイは強いフォースの持ち主。キュートなドロイドBB-8と出会い、レジスタンスとファースト・オーダーの戦いに巻き込まれていく。
『エピソード4/新たなる希望』の直前、“ならず者”ばかりのチームを率いてデス・スターの設計図強奪ミッションを成功させたのが『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のジン・アーソ。父である科学者ゲイレン・アーソと生き別れてから、ひとりで生きてきた女性戦士をフェリシティ・ジョーンズが熱演した。
そして、いま最も熱視線を浴びている「スター・ウォーズ」の新たな女性キャラクターが、百戦錬磨の女性戦士キャラ・デューン。キャラは元反乱軍のショック・トルーパーであり、軍隊で学んだスキルを頼りに傭兵として新しい人生を築いている。しかし主人公のマンダロリアンと出会うことで、様々な戦いに巻き込まれていくことになる。
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キャラを演じたアクション女優ジーナ・カラーノは、もともとプロの総合格闘家として人気を誇った選手。引退後は高い戦闘能力を生かし、『ワイルド・スピード EURO MISSION』や『デッドプール』などに出演してきた。
本作の製作総指揮ジョン・ファブローは、キャラ役はジーナしかいないと思い、オーディションなしで彼女に決めたことを明かしている。ファブローは「ジーナのことは『エージェント・マロリー』(2012)を見て、素晴らしい女優だと思いました。それに目が肥えたスティーブン・ソダーバーグが選んだ女優ならば間違いないだろうと確信していました」と、ジーナへの信頼を語る。

ジーナはアクションや戦闘シーンが多い女性戦士のキャラ役について「自分が演じるキャラクターにここまで入り込むのは初めてです」と明かす。
「キャラはオルデラン(レイアの故郷)出身の元ショック・トルーパー。平和な惑星だけど攻撃されて消えてしまいました。だから故郷はありません。当時はもう少し荒れていて反抗的な性格だったんです。戦いや喧嘩が大好きなタイプ」と説明し、「強い女性キャラクターが活躍することは嬉しい」と言う。
シーズン1では、そんなジーナがアクションシーンを自らこなすキャラの活躍を見ることができるが、シーズン2でもマンダロリアンとザ・チャイルドの数少ない仲間としてさらなる活躍が期待されている。
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「マンダロリアン」シーズン2 第1話は10月30日(金)16時~よりディズニープラスにて配信開始、第2話は11月6日以降、毎週金曜日17時~配信。