「日本におけるイタリア年」をきっかけに2001年の春に始まり、毎年1万人を超える観客が訪れる恒例イベントとなっていたイタリア映画祭。今年は20回目の節目を迎えながら一時は完全中止が危ぶまれたが継続方法を模索しての開催が決定、当初予定していたプログラムは改められ、リアル上映作品の3タイトルが発表に。
まず、『あしたのパスタはアルデンテ』の名匠フェルザン・オズペテク監督による『幸運の女神』は、これまで本映画祭で多くの出演作を紹介してきたステファノ・アッコルシ、『いつだってやめられる』3部作のエドアルド・レオ、『輝ける青春』ジャスミン・トリンカの豪華キャストを迎えたドラマ。トリンカが、“イタリアのアカデミー賞”と称されるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で主演女優賞に輝いた。
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『オール・マイ・クレイジー・ラブ』は、アカデミー賞受賞監督のガブリエーレ・サルヴァトーレス監督(『エーゲ海の天使』)が挑んだ奔放な父と自閉症の息子の愛情ほとばしるロードムービー。昨年のヴェネチア国際映画祭・特別招待作品に選ばれた。
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そして、現在開催中の第15回ローマ国際映画祭(~10月25日)のクロージング作品としてプレミア上映される話題作で、ユーモラスな視点とウィットに富んだ台詞を持ち味とするフランチェスコ・ブルーニ監督の最新作『きっと大丈夫』が早くも日本でお披露目。主演は『家の鍵』キム・ロッシ・スチュアートで、日本では久々の出演作となる。
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11月13日(金)、14日(土)で行われるリアル上映は、チケット販売は行わず無料での事前応募制となり、応募方法は映画祭公式サイトにて要確認。トークイベントの開催も予定している。
また、オンライン上映は、11月20日~12月20日までの1か月期間限定で開催。ラインアップの詳細は追って発表となるが、日本ではこの機会でしか観ることのできない、イタリアを代表する名優たちの出演作やコメディ作品、短編などバラエティに富んだ未公開作品をセレクトする予定。作品情報や続報は後日、公式サイトや映画祭公式Twitterにて発信予定。
「イタリア映画祭2020」は11月13日(金)~12月20日(日)まで開催。
<リアル上映>
会期:11月13日(金)、14日(土)
場所:イタリア文化会館アニェッリホール(東京都千代田区九段南2丁目1−30)
料金:無料。イタリア映画祭公式HPから申込で抽選により当選。申込は11月4日まで。
<オンライン上映>
会期:11月20日(金)~12月20日(日)※詳細は11月上旬(予定)に発表いたします
会期:11月13日(金)、14日(土)
場所:イタリア文化会館アニェッリホール(東京都千代田区九段南2丁目1−30)
料金:無料。イタリア映画祭公式HPから申込で抽選により当選。申込は11月4日まで。
<オンライン上映>
会期:11月20日(金)~12月20日(日)※詳細は11月上旬(予定)に発表いたします