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本作は、ささいなすれ違いから生まれた隣人同士の対立が、マスコミやネット社会を巻き込み、やがて2人の女性の運命を狂わせる大事件へと発展していく、天野監督によるオリジナル脚本の物語。
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第32回東京国際映画祭のスプラッシュ部門のワールドプレミアで大反響を呼び、先日開催された北米最大の日本映画祭、JAPAN CUTS(ジャパンカッツ)では観客賞を受賞した。
当初、5月に公開を予定していたが、新型コロナウイルスの感染状況ならびに政府、自治体、関係諸機関の緊急事態宣言や方針を鑑みて、公開延期を発表していた本作。今回新たに公開日が決定し、TOHOシネマズ 日比谷ほかにて公開されることに。ほかの劇場公開情報については、決まり次第、公式サイト・SNSで発表していくという。
天野千尋監督コメント
長い待機時間を経て、公開予定が決まりました。観たい!と言ってくれていた方々にようやく届けられると思うと心から嬉しい。
この自粛期間中、SNS上の誹謗中傷にまつわる事件や論争が重なりました。本作を構想し始めた5年前、私はこのテーマに向き合いたいと考え、脚本に盛り込みました。そして数年経った今、問題はますます世界中で大きくなっていると感じます。
映画が何かの解決策になるとは思いませんが、今こそ沢山の人に作品を観て頂き、その中の誰かが、この問題に想いを馳せるきっかけの1つになることを、願います。
『ミセス・ノイズィ』は12月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。