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全世界2500万部のベストセラーで、ファンの間では“悪のハリー・ポッター”とも呼ばれる「アルテミス・ファウル」シリーズを原作にした本作。主人公は世界的な大泥棒の息子で、天才的な頭脳をもつ12歳のアルテミス・ファウル。父親の誘拐をきっかけに、その天才的な頭脳を駆使し、人間には隠れた存在である“妖精”の宝の強奪を企てる。
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また、アルテミスが対立する“妖精”は、文化・テクノロジーなどの分野において人間をはるかに超えるといわれるハイテク集団。おとぎ話にでてくる魔法やファンタジーの世界と近未来SFの世界が融合した現代的でオリジナルな世界観や、アルテミスや妖精たちが駆使する数々のガジェットなども見どころ。
本作の監督・製作を務めるのは、俳優としてのみならず『マイティ・ソー』『シンデレラ』、『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』を監督するケネス・ブラナー。映像内では、この映画の監督になった経緯や主人公アルテミスを演じた新星フェルディア・ショウを1,200人の候補からキャスティングした際の思いなどを語る。
一方、窃盗魔のドワーフであるマルチ・ディガムズを演じるのはジョシュ・ギャッド。彼は共演したジュディ・デンチとのエピソードも語っており、撮影終了後にはユーモア溢れるプレゼントも贈られたことを明かし嬉しそう。自身のキャラクターは「(「スター・ウォーズ」の)ハン・ソロっぽい(「ハリー・ポッター」の)ハグリッド」と説明している。
また、日本語吹き替え版で主人公の父親アルテミス・ファウル シニア役の森川さんといえば、『ズートピア』のニック役でもお馴染み。「ニックとは全く違ったキャラクターです。父親としての寛大さとは、なにか一味違う秘密のエッセンスを加えてみました。また謎が多い人物ですので、観ている方の興味を持ってもらうための演技を心がけました」とコメント。
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エルフの大尉ホリー・ショート役を務める早見さんは、「大尉として堂々とする大人びた部分と、幼さが出るシーンのバランス」が難しかったと明かし、「アルテミスとのやりとりの中で次第に彼と打ち解けていくのですが、その心の繊細なシーンは、演じていて一層集中したところです」と言う。
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そして、最強のボディガード:ドモボイ・バトラー役の楠さんは、「ドモボイというキャラクターとの共通点は、私もどちらかというと『自分のためよりも人のために何かした方がいい』というタイプなのでそこは似ているかもしれません」と語っている。
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『アルテミスと妖精の身代金』は8月14日(金)よりDisney+(ディズニープラス)にて独占配信。