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何がなんでも、みんなの人気者ニックの叔母の家で開かれている“イケイケなAプラスの卒業パーティー”に参加したいモリー(ビーニー・フェルドスタイン)。呼ばれてもいないので会場すら分からず、途方に暮れていたところ会場の情報が入り、すかさずライドシェアの車を呼んで!と親友のエイミー(ケイトリン・デヴァー)にお願いするが、「1人で行って」と冷たく突き放されてしまう…。
雲行きが怪しくなるかと思いきや、モリーが突如「“マララ”」と謎の言葉を口にする! エイミーがぎょっとした表情で、空気が一変。何を隠そう、この言葉は発動されると絶対に従わなくてはいけない2人だけの合言葉。しかも発動するのは年に一度くらい。この言葉が意味するモリーの気持ちを即座に受け止めたエイミーは無条件で納得、天に向かって拳を力強く突き上げ「マララ」と復唱する! 果たして、2人はお目当てのパーティーに無事たどり着けるのか!? 続く本編が気になるシーンとなっている。
この呪文のような「マララ」という言葉は、パキスタン出身の人権運動家で最年少でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんにちなんだもの。そして合言葉の張本人、マララさんもなんと合言葉の「マララ!」とTwitterの動画でコメント、それを知ったビーニー、ケイトリン、監督のオリヴィアも興奮して大盛り上がり!
I HAVE NO BREATH!!!!!! #malala @Booksmart https://t.co/yY7GdDlWg8
— Beanie Feldstein (@BeanieFeldstein) June 26, 2019
主人公のモリーは史上最年少で最高裁判事になることを将来の目標とし、エイミーは夏の間はアフリカのボツワナで女性支援の活動に従事するなど、フェミニストで社会貢献に意識的な2人。そんな2人にぴったりな最高の合言葉といえ、自分たちの力でパワフルに未来を切り拓いていくガールズパワーを感じさせている。
『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。