今年のエミー賞授賞式は、新型コロナウイルスの影響により、「バーチャル開催」されることが決定したという。司会も兼任するジミー・キンメルを含むプロデューサーたちが候補者に送付した手紙によって明らかになった。「予想していたとは思うのですが、9月20日はロサンゼルスのマイクロシアターに来てくださいとはお願いしません。今年の授賞式はそれでもテレビ界最大のイベントにしたいのです。だから、私たちがあなたのもとに伺います!」と書かれている。技術者、プロデューサー、ライターによって構成されたプロチームが候補者たちの家、もしくは候補者たちが希望する場所で撮影するのだという。今年は「このような時世なので、候補者たちだけでなく自宅で鑑賞する視聴者たちにとっても、もっとリラックスできて、おもしろくて、楽しめる時間を作り出したい」といい、「記憶に残る夜を保証します」と意気込み十分な様子。いつもはタキシードやきらびやかなドレスで目を楽しませてくれるセレブたちだが、今年はドレスコードにも変化が。「フォーマルな装いがよければ、ぜひどうぞ。でも、もしあなたがいるところが午前3時のイギリスなら、ブランドのパジャマを着てベッドで撮影をしたいかもしれませんね!」と自由度の高いドレスコードを認めている。従来とは全く異なるエミー賞が見られそうだ。