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本作は、英国ガーディアン紙で定評のあるジャーナリスト、サルフラズ・マンズールの回顧録「Greetings from Bury Park: Race, Religion and Rock N’ Roll」(原題)を基に、『ベッカムに恋して』のグリンダ・チャーダ監督が映画化した青春音楽ドラマ。
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20のグラミー賞に加え、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、トニー賞を受賞、1999年にはポール・マッカートニーやビリー・ジョエルらと共にロックの殿堂入りを果たし、ファンから“ボス”と親しまれるスプリングスティーンの楽曲が存分に使用されている。
今回到着した本編映像は、“ボス”の地元である“聖地”、アメリカ・ニュージャージー州のアズベリーパークに思いを馳せていた主人公ジャベドが、友人ルーブスと共にイギリスの小さな町ルートンから聖地巡礼の旅へと繰り出したシーン。
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ジャベドの書いた論文を読み、彼の才能を信じたクレイ先生が出した論文大会で見事入賞。その副賞でアズベリーパークにほど近いモンマス大学のセミナーに行けることになったジャベド。父親の反対という大きな壁に一度は諦めていたジャベドだが、初めて自身の声を上げ、自分の道を切り開く行動に出る。
ジャベドを鼓舞するスプリングスティーンの「BLINDED BY THE LIGHT」の曲に乗せて、敬愛するボスの足跡を辿る聖地巡礼を堪能してみて。
『カセットテープ・ダイアリーズ』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。