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“イップ・マン”シリーズ最新作にして完結編の舞台はアメリカ、教え子ブルース・リーと再会したイップ・マンが、残される息子への思いを胸に、異郷に生きる人々、そして自らの武術家としての誇りを守るため、最期の闘いに臨む。先日5月6日に発表された第39回香港電影金像奨(香港アカデミー賞)でユエン・ウーピンがアクション監督賞を受賞したほか、編集賞、音響効果賞の3部門で受賞した。
その劇場公開を前に、シリーズ10年以上にわたり、イップ・マンを演じ、本作ではプロデューサーの1人でもあるドニー・イェン、そしてウィルソン・イップ監督らの熱い思いが垣間見られるインタビュー含むメイキング映像が解禁。
アクションとドラマの感情表現の両方に手腕を発揮し、シリーズ全作品を成功に導いたウィルソン・イップ監督は、本作について「イップ・マンと息子、父子の物語に焦点を当てました。イップ・マンは自分が病気であることを知り、そのため息子の未来を考えるのです」と話す。
そして、監督いわく「衣装を身に着けた瞬間にイップ・マンに変身する」というドニー・イェンは、「息子のため留学先をみつけようとしますが、海外で暮らすことが息子にとって最良か疑問に思うのです」と、1人の父親としてのイップ・マンの思いを語る。
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また、監督が「シーンごとでアクションが変化し、結果、関係性を感じることができる」と説明するアクションシーンの撮影風景も必見だ。
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「イップ・マンシリーズの魅力は、カンフー映画としてのアクションのみならず人間性がより深く描かれているため観る者の心を動かすのです」というドニー・イェンの言葉には、シリーズに魅了され続けたファンも大きく頷くことだろう。
『イップ・マン 完結』は7月3日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。