世界4大アニメーション映画祭の1つ、フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭のラインアップが発表された。今年は同映画祭の60周年という記念すべき年であり、本来は6月15日から20日まで開催予定であった。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、中止に。形を変えて6月15日から30日までオンラインで開催されることになった。長編部門には世界各国からの10本が発表され、日本からは山崎貴監督作の『ルパン三世 THE FIRST』と村野佑太監督作の『ぼくらの7日間戦争』が選ばれた。昨年新設されたコントルシャン部門の10本にも、日本から岩井澤健治監督作の『音楽』と清水ハン栄治監督作の『True North』(日本・インドネシア共作)の2本が候補となっている。どちらの部門にも、アメリカの作品はなかった。同映画祭によると、これら20本の作品について、資金面や権利の都合上全ての作品の全編をストリーミング配信できるわけではないといい、特定の作品には「作品から最低10分以上を切り抜いた映像または作品を紹介する短いドキュメンタリー映像を製作するようオファーしている」とコメントしている。もちろん、審査員たちは全ての作品を観て審査を進めるとのこと。
「ぼくらの7日間戦争」快挙! シッチェス・カタロニア国際映画祭 アニメーション部門で最優秀長編作品賞 2020.10.21 Wed 18:30 アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』が、スペイン「シッチェス・カ…