生まれつき左手がないベラさんは、昨年、筋電義手を手に入れるために寄付金を募っていた。それを『スター・ウォーズ』シリーズでルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルが知り、ツイッターで自身の360万人を超えるフォロワーに向けて寄付に関する情報をリツイート。その結果、約150万円（1万4000ドル）の寄付金が集まった。
そして、ベラさんはアメリカ国内で初めてR2-D2モデルの筋電義手を手にした。「ルーカス・フィルム」が『スター・ウォーズ』のキャラクターからのデザインをロイヤリティ・フリーで使用を認め、イギリスの「オープン・バイオニクス」が製作を行っている。
ベラさんはマークからスカイプコールを受け、筋電義手で瓶を持ち上げてみせた。マークは「本当にすごい。素晴らしいことだ。ぼくもうれしいよ！」と感激。ベラさんは「いまは2つの手がある。すごくうれしい。友だちと同じように自転車に乗ることができるし、キッチンで料理もできる。指を折り曲げたり、物をつかむということは、夢だったから」と語っている。
It was wonderful talking with Bella & seeing her incredible new #R2D2HeroArm- This is what a real-life hero looks like! Thanks to @openbionics for making this happen & offering hope to so many deserving recipients. #BionicBella https://t.co/lhOjygK0ea
— Mark Hamill (@HamillHimself) March 3, 2020
