本作は、2018年12月から今年2月にかけて、英BBC Oneで放送されたドラマで、1862年に執筆されたヴィクトル・ユゴーの大河小説を、英BBC/ルックアウト・ポイントプロダクションが映像化。
脚本は、「戦争と平和」や『ブリジット・ジョーンズの日記』のアンドリュー・デイヴィス。一般的に知られるミュージカル版「レ・ミゼラブル」とは一線を画し、歌を使わず、ストーリーに重点を置いた展開で、コゼットが生まれる前のファンテーヌの人生や、彼女がなぜシングルマザーとして生きることになったのかなどが描かれる。
主人公のジャン・バルジャンを演じるのは、「アフェア 情事の行方」、『マネーモンスター』『トゥームレイダー ファースト・ミッション』のドミニク・ウェスト。

また、バルジャンを追う刑事ジャベール役を『グローリー/明日への行進』でゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされたデヴィッド・オイェロウォ。娘のために身を売るファンテーヌを『ハッピーエンドが書けるまで』『シャドウハンター』『ハリウッド・スキャンダル』のリリー・コリンズ。

ほかにも、オリヴィア・コールマンやデレク・ジャコビらが出演している。
なお、日本初放送となる今作は、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの日本唯一のミステリー専門チャンネル“AXNミステリー”で放送。「SHERLOCK シャーロック」「ダウントン・アビー」など、英国ドラマをはじめイタリア、フランスほか世界各国の上質なミステリードラマを24時間オンエア中だ。
第1話のあらすじ

1815年ワーテルローの戦いの後、戦場で略奪をしていたテナルディエは偶然、ポンメルシー大佐を救う。大佐の息子マリウスは、不仲の義父ジノルマンに育てられている。お針子のファンテーヌは、学業のためパリに滞在しているフィーリックスと出会い、恋仲になる。19年の刑期を終えたジャン・バルジャンは町に出るが、元受刑者ゆえに宿も取れない。そこで通りすがりの女性の勧めに従い、司教が暮らす家の扉をたたくことにした。
「レ・ミゼラブル」は9月21日(土)16時~AXNミステリーにて日本初放送。※字幕版・全8話